griffin avenue’s blog

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北朝鮮。バテレン追放に動く。。

【ワシントン15日時事】米政府の諮問機関、国際的宗教の自由に関する委員会は15日発表した報告書で、北朝鮮当局が国内での宗教弾圧を強めていると非難、特に、中国との国境付近での宗教活動拡大を阻止するため、取り締まりを強化していると指摘した。
 報告書は北朝鮮から中国に脱出した住民や韓国に亡命した北朝鮮の元治安機関当局者の証言を基に作成された。それによると、北朝鮮当局はキリスト教の布教活動などについて、背後に米国や韓国の情報機関がいると見なしており、体制を揺るがしかねない「思想的な脅威」として警戒しているという。
時事通信 JIJI PRESS 2008/04/16-12:10】

ご存知と思うが、社会主義は基本的に宗教否定である。今回も中国のチベット混乱を横目に、改めて、宗教への警戒感を一層強めているのだろう。。

記事を見ていると?北朝鮮キリスト教の布教活動などを、国家の存亡に拘わるものと捉え、力で封じ込めるつもりのようだ。感覚的には、かって日本にもあった「バテレン追放」とおんなじである。。

面白いのは、それとは逆に、金正日を神格化する動きも根強くあるということだ。あちらのニュースに良く登場する?白頭山の「空が七色に光った」とか「光る雲が現れた」とか?・・国民に対し、機会あるごとに金正日に神秘的なイメージを植え付けようと余念がない。。

もともと社会主義は「宗教否定」が基本に有りながら?・・一方で金正日を神格化しようとの動きは矛盾だらけである。そうかと思えば?基本に立ち返って「バテレン追放」を進めようなどとしてみたり?・・相変わらずの「ご都合主義」もろ出しである。。

日本としては、拉致の解決のためにも?また核開発の阻止という観点に於いても?・・全てにリンクする「跡目問題」が一番気になるところである。後継によっては「あの国がどう変わって行くか?」まったく予断を許さないだけに、今後も十分注視して行きたいものだ。。。