韓国の聯合ニュースは4日、朝鮮半島西側の黄海で操業していた中国漁船の大半が、3日夜に撤収したと伝えた。北朝鮮が韓国への挑発行為を繰り返し、同海域での軍事衝突が懸念される中、中国漁船が独自の判断で操業を中断したとも考えられるが、北朝鮮からの情報に基づく中国当局の指示があった可能性もある。
同海域では5月下旬、約280隻の中国漁船が操業していたが、南北間の緊張の高まりとともに撤収を開始。聯合ニュースによると、3日には約90隻が残っていたが、4日午前8時には約20隻にまで減ったことが確認された。【時事通信 jiji.com 2009/06/04-16:05】
北朝鮮では、金正日後の後継者争いが、いよいよ大詰めに来ていると見られる。最近では、ダークホースと見られていた候補が急浮上するなど、後継レースに俄かに注目が集まり始めた。。
そのセイなのか、なんなのか?・・・やたらミサイルは発射するは・・・、核実験は強行するは・・・、国際社会に、嫌でも注目させようとの?強引な動きが目立つ。。
なかんずく韓国に対しては、意図的と思われる?・・領土侵犯を繰り返すなどし、挑発行為を繰り返しており、偶発的な軍事衝突を煽っている風にも見える。。
ここに来ての、そうした矢継ぎ早の挑発行為の背景は何なのだろうかと?・・つい思うところだが、一つ目に考えられるのは?・・・後継者争いの権力闘争の中で、金正日の目の黒いうちに、国民に指導者としての自信と覚悟を示し、忠誠心を鼓舞する狙いを考えたい。。
その背景には、そこまでして引き締めを図らないと?・・体制が持たないとこまで、国内の食糧事情やら何やら、物資の全てが逼迫していて、容易ならざる事態になっている可能性が予想される。。
二つ目は、二度の核実験や、弾道ミサイル発射という恫喝を通して、国際社会に、無理やり核保有国として認めさせようとするパワーポリティクスの狙い。。
三つ目は、そこに持ってきて、間近に迫った後継者発表。国民に振る舞うハズの「祝いの品々」が用立てられず、その辺に指導部の焦りが出ているのではなかろうか?・・・・
いずれにしろ、向こうの挑発に乗って、こちらが大騒ぎするようでは、まさに彼らの「思う壺」になる。しかし相手も根性据えての「ギリギリ勝負」に出ている訳だから、何かの切欠で偶発的な戦争に発展しないとも限らない。。
よって、政府におかれては、何事も怠りなく、且つ、冷静な目で判断し、そして如何なる事態が起きても、落ち着いて対処できるように、今後は日米韓の連携を基調に、中ロとの連絡を更に密にしながら、万全の備えを敷いて頂きたい。。。\_(-_- 彡