アスベスト（石綿）による健康被害問題で、厚生労働省は8日、健康被害が発生した事業所への立ち入り検査や地域住民向けの相談窓口の設置、石綿の吸引が原因で発症するがん「中皮腫」の治療法開発などを柱とする緊急対策をまとめた。来週から実施する。尾辻秀久厚労相が閣議後の記者会見で明らかにした。「立ち入り検査」の対象は、建材メーカーや造船関係など1999～2003年度に「アスベスト(石綿)」で、従業員が「労災認定」された約300の事業所。>(日本経済新聞社:NIKKEI NET 7/8報道より抜粋。)
「アスベスト問題」。古くから問題を指摘されながらも、代替品の見つからない事を理由に長年「放置？」されて来た。かっての炭鉱の「塵肺訴訟」などの様に、これもまた長い長い訴訟の始まりになるだろう。今回の関連事業所に依る「アスベスト健康被害」の発表も、全体枠で見れば、まだまだ「氷山の一角」であろうし、それどころか未だ「現在進行形」の状況にあると見るべき実態なのだろう。使用された裾野の大きさを考えれば、将来、過去を振り返って見た時「アスベスト」問題もまた、「水俣病」や「痛い痛い病」などと並び、おそらく歴史に名を残す「大公害」になっているに違いない。
過去の自民党の歴代内閣が「アスベスト」の危険性を指摘されながらも、問題先送りで「ぶん投げ」て来たツケを、またしても小泉さんが「しょっかぶる」ハメに？実に気の毒な「役回り」で有るが、ライオンハートの「意地」が「プライド」が、あの方の「気力」を下支えしている。
どうか。めげずに頑張って頂きたい。あなたなら出来る！
