元宮城県知事で慶応大教授の浅野史郎氏（６１）が、急性の成人Ｔ細胞白血病であることが３日、わかった。 浅野氏は４日から、東大医科学研究所付属病院（東京都港区）に入院する。
関係者によると、浅野氏は４日以降の予定をすべてキャンセルし治療に専念する。放射線治療などの化学療法での完治は難しく、骨髄移植が必要という。友人らが「浅野史郎を支援する会」を今月１日に設立し、骨髄バンクのドナー登録を呼びかける取り組みを始めた。既に全国で約２８０の個人・団体が加盟している。
宮城県内では３日、知事時代の支援者ら約２０人が集まり、同会の県支部を発足させた。今後、県内の骨髄バンクの推進に取り組む団体と連携し、支援の輪を広げる予定だ。
【読売新聞 YOMIURI ONLINE 2009年6月4日（木）12:43】
あの辛口コメンテーターで鳴らす浅野史郎氏が・・・俄かに「白血病」との報。・・・・う～む。驚きである。。
ちなみに「白血病」というと？・・昔は不治の病というイメージが付いていたが、今はそうでもない。著名人にも俳優の渡辺 謙さんなど何人かの顔ぶれが見れる。渡辺さんも今から二十年前、突然に発症されるが、その後に受けた治療の甲斐もあって、見事、病気を克服され、その後に出演された「ラストサムライ」では、第76回アカデミー賞助演男優賞とゴールデングローブ助演男優賞にノミネートされなど、今も華々しい活躍をされている。。
そうかと思えば、悲しい記憶として、記憶に新しいのが、歌手、本田美奈子さんの死。告別式に流された彼女の歌うアメイジング・グレイスに、涙を誘われた方も多かったと思う。あの透き通る歌声は、今でも心に残って離れない。なんとも残念な、そして早すぎる死だった。。
浅野史郎さんは、宮崎県知事をリタイアされた後、テレビ等でコメンテーターなどとして活躍されて来た。彼のコメントは、辛口な中にも一定の良識を感じさせるものが多く、その辺に支持者の多い所以が感じられる。先の都知事選にも出馬されたが、圧倒的な石原知事の前に、あえなく敗退したが、その後も根強い人気は続き、最近では国政への転向も期待されていただけに、この時期の発症に落胆を隠せない党も多いのではなかろうか。。
浅野さんは、日頃、ブラウン管で拝見している限りでは、顔色も良く、大変お元気そうな印象に見えていたが・・・ファンデーションで、生の顔色がつかめないセイだったのだろう。その陰で病魔が密かに進行していたとは？・・まことに残念である。。
私も、この報を見て、改めて、人の運命とは分からぬものだと？感じさせられた次第である。早く適合する骨髄が見つかるようにお祈りしたい。。。＼_(-_- 彡
