受刑者に刑務所幹部らの住所を漏らしたとして、大阪地検は16日、大阪刑務所副看守長、尾添敏男容疑者（44）を国家公務員法違反容疑で逮捕した。尾添容疑者から住所を入手し刑務所幹部らを「出所したら家に行く」と脅したなどとして、受刑者で山口組系暴力団組員、工藤康仁容疑者（35）を同法違反と脅迫の疑いで逮捕した。 調べによると、尾添容疑者は2008年５月20日ごろ、工藤容疑者から複数の刑務官の住所を教えるよう要求され、２日後に別の副看守長と看守部長の住所を書き写したメモを見せた疑い。 工藤容疑者は７月と８月、この副看守長と看守部長にそれぞれ「あと半年（で出所）や。住所知っているから、腹をくくっとけよ」などと迫り、脅した疑い。【日本経済新聞社 NIKKEI NET 2009.01/17 07:00】
副看守長職といえば？・・民間会社なら中間管理職にあたる地位ではなかろうか。本来は他の模範となるべき立場であろうに・・・事実なら？とんでもないヤツである。。
立場からしても、漏らせば？出所後にお礼参りされ、仲間の命が危険に晒されることぐらい？当然分からぬハズはない。余程なにか特別な恨みでも抱いていたのか？・・それとも単に「銭っ子」が欲しかったのか？・・或いは断りきれない「弱み」でも有ったのか？・・・
兎も角も、未だ動機は不明ながら・・私的には味方を裏切るというのが、一番許せなく感じられた。厳しく詮議して頂きたい。。。
