griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

悪党に付ける薬なし。。

イタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」のピザにメラミンが混入した問題で、千葉県立高校3年の男子生徒が、ピザを食べていないのに代金返還を求め、約4000円をだまし取っていたことが分かった。生徒がこのことをインターネット上で告白したため、通っている高校に問い合わせが殺到し、特定された。生徒は店に謝罪して返金、県警八千代署に自ら届け出た。 同署などによると、生徒は21日夜、八千代市内の3店舗で、ピザ代の返金名目で計4111円をだまし取ったことを認めている。
 サイゼリヤはメラミン混入発覚後、レシートなしでも申し出があれば代金を返している。生徒は21日夜、インターネット上の日記に「ピザ食ってないのに稼がせていただいた。4戦3勝」などと書き込んだ。これが匿名掲示板で集中的に取り上げられ、学校に問い合わせの電話が殺到したため、学校が調査し生徒を特定した。 電話で申告を受けた同署は「返金済みで、反省もしている」として厳重注意にとどめ、詐欺容疑での立件は見送る。サイゼリヤ購買部は「お客様の良心に任せるしかないが、このようなことになり残念」とコメントしている。
毎日新聞 2008年10月25日 2時30分】

昔から「バカに付ける薬はない」という話は良く聞く。だがそれは「悪党に付ける薬はない?」という言葉にも置き換えられる。生まれもっての「性分」を直すには?並大抵のことでは叶わない。記事のような「厳重注意」などでは?手ぬるくて手ぬるくて・・まるで効果の程が期待できない。。

私は、別段、キリスト教の信者ではないが、かねてより「性善説」には疑問を抱いている者の一人だ。昔のヨーロッパには、子供に対して厳しい教育をしていた時代があった。私的には、それも一つの考え方だと思っている。。

悪事を悪事と身体の芯から認識させるためには、多少の苦痛を伴う教育も、致し方がないと理解し、親も、教育者も、子らに対し、愛と勇気を持って行動すべきである。。

現在、政府が推し進めている年金特別便も、或る意味そうである。社保庁に決定的な落ち度が認められる以上、こうした方法も已む得ぬものとは理解しているが、といって受給者の言葉を全て「鵜呑み」にして良いものか?・・実に悩ましいものである。。

話を記事の男に戻せば、高校3年にして、この「嘘つき」である。将来が末恐ろしく感じられても無理はない。それこそ「振り込めサギ」の手先などに落ちて行かないかとの心配も出て来る。信じる気持ちも、勿論、大切だが、注意して、し過ぎることはない訳で、これ以上、曲がった道に向かないように、務めて周りで見張っている必要があろうと感じられた。。。