griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ゲーセン感覚で車を運転し、ひき逃げした女子中学生。。。

大阪市淀川区で男性が軽ワゴン車に約180メートル引きずられて重傷を負ったひき逃げ事件で、逮捕された中学3年の女子生徒(14)が淀川署の調べに「車の運転は初めてだった。ゲームで運転できたので、本物でもできると思った」と話していることが24日、分かった。 淀川署によると、生徒はゲームセンターで車のハンドルやアクセルを操作するレーシングゲームなどで遊ぶうちに「本物を運転したい」と思うようになったという。 同署はゲームで運転に関心を持ち、軽ワゴン車を運転したとみて詳しく聴いている。
 これまでの調べでは、生徒は18日午前2時55分ごろ、大阪市淀川区新北野1丁目の国道176号交差点で、自転車で横断中だった大阪府豊中市の飲食店従業員村中文夫さん(58)を軽ワゴン車ではねて約180メートル引きずり、車を放置して逃げた疑い。軽ワゴン車はオートマチックだった。 同乗していた男子中学生3人は「女子生徒に車に乗ろうと誘われた」と話しているという。【MSN産経新聞ニュース2008.10.24 14:36】

どうして大阪はひき逃げが多いのだろう。。まっ、それは兎も角も、記事の女子中学生・・・これもテレビゲーム時代の申し子なのだろうか?・・・困ったモンである。。

そういえば?・・過去にも、ゲーセンなどに嵌りきって、「本物を運転したい」との一念から、実行に移したバカがいた。当時、類例を見ぬ異常な事件であったから、ご記憶の方も多いと思われる。。

1999年7月23日のこと。羽田発千歳行き全日空61便を、一人の奇妙な犯人がハイジャックしたことから事件は始まる。事件は、操縦室に入り込んだ犯人(当時28歳)により、同機の機長が包丁で殺害されるという痛ましいものだった。。

だが世間を驚かせたのは?・・その後にとった犯人の行動にあった。なんと?その犯人は、機長を殺害後、同機を自ら操縦し出したのである。事件は、隙を見て突入した副操縦士らによって、犯人は取り押さえられ、事なきを得るのだが、犯人の特異な発想には、今以って驚きを隠せない。。

逮捕後、犯人にはゲームの「フライトシミュレーター」の経験があり、自分で「実機を操縦したかった」と供述した。さらに当時の報道によれば、犯人は「レインボーブリッジをくぐる計画」や「ダッチロール」なども考えていたとされるから?・・市民の受けた驚きも半端ではない。。

確かにゲームセンターや、テレビゲームの進化は目覚しく、私の目にも、その「リアル感」はバツグンと写る。事実、パイロット養成訓練にも、こうした技術は応用されており、また先のイージス艦と漁船の追突事故では、イージス艦などの見張り訓練にも、こうした「シュミレーション」ソフトが使われていたと報道されている。。

例え、ゲームであろうとも、そこで腕が上達すれば?・・実際の力を試したくなるのも?分からぬ話ではない・・当然だと思う。が、しかし、実際の運転には、更なる知識と経験が不可欠であるのも事実。仮想と現実を混同して判った気になってはいけない。記事の子も深く反省して欲しいものだ。。

誰だったか?・・思い出せないのだが、先の「ノーベル賞」受賞の方が言っておられた。『将来ある子供らにとって、テレビゲームは、決して良くないと」・・・私も同感である。。\_(-_- 彡