griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

身を挺して勝ち取った「宝」もある。。。

前原誠司代表は31日午後、党本部で開かれた常任幹事会の冒頭、「メール問題の責任はすべて私にある」と語った。また、「永田(寿康)議員が取り上げたが、党首討論などで(問題を)大きくしたのは私の責任」とした。さらに「任期をまっとうできずに申し訳なかった」とした上で、「民主党には一時の休みも許されない。新執行部で前に進んで欲しい」と、新執行部体制の建て直しを促した。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/31 14:28)

永田氏は、今回の前原さんの「辞任」発表を、どの様に受け止めたのだろう?往生際が悪く?何時までも「グズグズ」しているものだから?最後まで自分を庇い続けてくれた、大恩ある上司の「腹を切らせる」ハメにさせてしまった?。。。

ハシゴをハズされるなど、永田氏にも、確かに「気の毒」な一面もあったが?そもそも、彼の「眼力不足」に起因しているものであり、ましてや?傷つけられた側の武部さんの「無念さ」たるや?筆舌に尽くし難いもので有ったろう?それを思えば?とてもじゃないが、彼の「気の毒さ」など?「物の数」ではない事が分かる。。。

それ故、苦痛を受けた武部さんの「気持ち」に思いやれば?どう割り引いても?簡単な「謝罪コメント」ぐらいで済まされる話ではないと気付く。。。

「幸い」にして、武部さんに掛けられていた全ての「疑惑」が払拭された事は、未だこの世に「正義」が存在する「証」として「ホッ」とさせられるものだった。。。

一方、前原さんの取った批判を浴びても「弱き者」を必死で庇う姿勢は?見る者に「感動」を抱かせた。しかし、庇った相手が「弱き者」というより?単なる「バカ」であった場合は?「感動」も自ずと薄くなる事は否めない。。。

今回、前原さんは、結果として「部下」には、大きく裏切られたが?逆に最後まで「部下」を裏切らず?信じ続けた事は、これはこれで「誇って」良いものである。こういう事は、兎角「打算」が付き物であり?出来る様で、なかなか出来ないのが現実だ。前原さんは、そんな多大なる「犠牲」を払いながらも?一方で、部下からの強い「信頼」という「宝」を手に入れた。。。

小泉さんは、指導者として、その「ゆるぎない」信念と、常に正しい方向を指し示す非凡なる「判断力」が魅力の人である。敢えて逆に欠点を探せば?常に「正確な」判断を追い求める故?「情」の部分が「なおざり」にされがちな?印象も否めない。。。

そういう意味で、前原さんは、ある面、小泉さんの対局に位置する魅力を備えた?「党首」という見方が出来る。どちらも?魅力的な「人間力」の溢れる人物である。。。

国家国民の運命に責任を負う「宰相」としては?小泉さんの「資質」が望ましいが、その足らざる部分を前原さんの「魅力」が補う形であれば?理想的な政府になると考えられる。。。

それ故。私は両者の率いる「両党」が「融合」?もしくは「協力」し合う体制が、最も「好ましい」と考えていた。イタズラに反目しあうだけでは?もったいない。。。

ところが?本日、民主党の前原さんが、「党首」の座を降りる事を示唆した。私が信頼し支持している小泉さんも、やはり、9月で退任するという姿勢を崩していない。惜しまれながらも?2人の非凡なる魅力を持つ「政治家」が表舞台から去ってしまう。。。

これは「国家国民」に取って多大なる損失である。再び2人が表舞台に復帰され?力を併せられる事を望みたい。もっとも?前原さんの場合?取巻きに「可笑しなの?」が多いから?実現となると?難しい事も予想される。。。。。ウ~ム。