griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ネズミの嫁入り。。。

民主党は3日午前、送金メール問題に関する自民党の再度の公開質問状に対し、武部勤自民党幹事長の二男への送金疑惑を「全くの事実無根」と全面的に認めて陳謝する回答書を提出した。武部氏は記者会見で「民主党の回答を評価した」と述べ、謝罪を受け入れる考えを示した。民主党は昼の両院議員総会渡部恒三最高顧問の国会対策委員長への就任を了承し、新執行部を発足させた。  

回答書は鳩山由紀夫幹事長と永田寿康衆院議員の連名。メールを「根拠のない偽物」と断定し、武部氏と二男の了承を前提に「国会のしかるべき場で改めて陳謝する」と表明。衆院予算委員会などの議事録削除に応じる姿勢も示した。武部氏は首相官邸小泉純一郎首相に一連の経緯を報告、了承を得た。

メールの真偽をめぐる2週間に及ぶ対立は、永田氏の懲罰問題を残して収拾に向かう見通しとなった。  一方、民主党は新たな執行部体制として、国対委員長代理に川端達夫前幹事長と平野博文総合調整局長を充て、幹事長代理に仙谷由人政調会長を加える。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/03 15:01)

民主党は、ホリエモンが打ったとされた「疑惑メール」で、武部幹事長の二男への送金疑惑を、「全くの事実無根」と全面的に認め、陳謝する「回答書」を提出した。その結果。両党の間に合意ができ、ようやくにして与野党の国会「騒動」に終止符が打たれる運びになった。。。

思えば?民主党の永田さんが、知り合いから入手した「不確実なメール」を元に、しっかりとした調査もせず、いきなり?断定的な口調で「武部」幹事長と、その「ご二男」への個人攻撃をした事から発した。それにより以降、半月間にも渡り、国会が空転し「不毛」な攻防が続いた事は、与野党に取って極めて残念な出来事として国会史に記録される事になる。この間に費やされた国費の「無駄遣い」の事実を両党とも決して忘れない様に願いたい(特に「民主党」は昨年の5月にも「審議拒否」をし国会を空転させた実績がある)。。。

さて。問題の「民主党」であるが、辞任した野田国対委員長の「後任選び」には、党の状況が状況ゆえ、敢えて「火中の栗」を拾おうと「名乗り」を上げる者もなく、人選は「難航」を極めたとされる。幹事長の鳩山さんは、菅さんや、仙谷さんに打診するも、「固辞」され?川端さんに打診すれば?自分より平野さんが適任といわれ?平野氏もまた渡部さんの方が?と、すっかり「たらい回し」状態であった様子が伝えられている。まさに「ネズミの嫁入り」状態だったようだ。。。

ともあれ。ようやくにして新たなる「執行部体制」は決まった。重石となるべき「国対委員長」を大ベテランの渡部氏が承諾した事により、それを支える代理として川端達夫氏と平野博文氏を起用した。また幹事長代理には仙谷由人氏と、なんとか?形はまとまった様である。。。

果たして民主党の「再建」はなるのか?何れにしても?目されていた「前原イズム」の党運営には群雲がかかりだした事は否めない。おそらく。前原さんも、これからは小沢さんなど、党内の隅々に幅広く耳を傾けざるを得ず、再び岡田体制の時のような「寄り合い的」合議制の党運営を強いられそうだ。。。

一議員の仕出かした愚かなる「暴走行為」が取り返しの付かない事態へと発展してしまった。「耐震強度」偽装の追求では「大活躍」を見せた馬淵議員で有ったが、何時しか、その記憶も「かすみの彼方」に消えて行った。。。。

民主党の優秀な議員たちよ!何時の日か?自民党という選択肢も視野に置いて見てはどうだろう?。。