兵庫県伊丹市内の介護付き高齢者施設で、入所者の布団にライターで火をつけたとして、伊丹署は１４日、同施設の介護士井ノ上由稀容疑者（２０）（同市大野）を現住建造物等放火未遂容疑で逮捕した。
井ノ上容疑者は容疑を認め、「しんどい仕事ばかり回ってきて、ストレスがたまっていた」と供述しているという。
発表では、井ノ上容疑者は２月２４日午後６時５分頃、同市東野の「ぐろーりあ東野」で、入所女性（９５）の掛け布団にライターで火をつけ、放火しようとした疑い。
火災報知機が作動し、職員が消火器ですぐに消し止めた。女性は別室にいて無事だった。
前日にも施設内で不審火があり、同署が第一発見者の井ノ上容疑者に話を聞いたところ、犯行を認めたという。
（2013年4月16日17時28分 読売新聞）
＞しんどい仕事ばかり回ってきて・・・・確かにそうだよなぁ・・・
決して庇うつもりはないが、20歳といっても、・・・現実はまだ子供・・・・
こういう仕事は、チィ～ッとムリじゃなかろうか・・・・
しかも、性格的にもアンマッチのような？気配濃厚。。
そこで思い出すのが、目下、政府が強引に押し進めようとしているTPP加盟交渉のこと。。
カーテンの裏で一部の事務局同士により秘密裏に成されている印象であり、未だ日本の交渉参加が正式に認証されていない中ではあるが、国民の不安は依然高まる一方である。。
これまでにもTPPに関しては何度も書いて来たが、TPPは単に農業問題に留まらず、労働市場の開放なども多分に含む多面的な問題を多く抱えている難解な条約である。。
しかも国民の意見が二分する大テーマ・・・・
そういうものなれば、尚更のこと軽々に決めるべきものではないハズ・・・・
落ち着いて議論すべきである。。
それを一部の意見だけで強引に集約しようとしている様子に傲慢さが感じられ、許しがたい想いが残る。。
皆さんは、先月、広島県江田島市のカキ養殖加工会社において、技能実習生として来日していた中国人が経営者を含む8人を殺傷した事件を覚えてお出でだろうか・・・・実に悲惨な事件だった。。
TPP加盟となれば、介護の分野でも外国人介護ヘルパーの採用が大量に予想される事態となる。。
そのこと自体は悪い事ばかりではないが、言葉の不自由さから日本人以上にストレスが増す場合も容易に想像され、それにより想像を超える悲惨な事件に発展する事も十分予見される。。
江田島市の悲劇的な殺傷事件は暗にそれらを示唆する事件だったとも受け取れる。。
本件の場合は、成人したばかりの未熟さが招いた「しょうもない」事件だったといえるが、介護現場における厳しい労働環境と人材確保が喫緊の課題であることを図らずも露呈した。この事実は大きい。。
であるならば、尚更のこと、TPPなどに頼らない、もっと抜本的な対策を、もっと真剣に、今こそ考えるべき時ではないのか？・・・・
にも拘らずTPPに突き進もうとする強引さに、改善に対する本気度が全く感じられず、誠に残念という他はない。。
それはまた、これまでの安倍さんの良いイメージを大きく傷つけ阻害する可能性も考えられ、この際、是正すべきとこはキチンと是正するなどし、地に足を付けた改善をなさるべきである。。。http://pds.exblog.jp/pds/1/skype/emoticon/emoticon-0147-emo.gif
