ソフトバンクグループが社内業務で紙を使わない「紙ゼロ」の取り組みを始めた。主要各社の全社員約２万人に多機能端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」や多機能携帯電話「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」を支給しており、これらを使えば「紙は必要ない」と説明しているが、製紙業界の関係者などに波紋を広げている。
孫正義社長が「社内業務ではコピーなど一切許さない」と宣言。紙でしか受け付けてもらえない省庁への提出物などを除き、４月末までに社内業務から紙を一掃するように指示した。報道関係者らを対象にした決算発表会でも紙による資料配布はやめ、自社ホームページからダウンロードしてもらう方針。
孫社長は「役員会では半年前から紙ゼロ」といい、紙を使わないことで生産性が向上するという考えだ。
MSN産経ニュース 2012.4.27 18:58
社内業務に「紙ゼロ」ねぇ・・・う～む。。(v_v)
ソフトバンクらしいといえば、らしいが・・・
でも紙は保存性という点でバツグンの信頼性があるのも一方の事実・・・
少なくともウィルスの心配はしなくてすむ。。
「紙ゼロ」というこの動き・・・
或る意味・・・エジプトのパピルスに始まる紙の歴史を全否定する動きとも取れ・・・
一民間会社の決定事ながら・・・チョッと嫌な感じ。私なんかは不快に感じた。。
それでなくてもインターネット系の会社は電話の代表番号も公開しておらず、一方通行のメールのやり取りは血が通っていない。しかも繋がりにくい。。
むしろ、こうした時こそ、人類の文明を側面から支えて来た紙の功績を、もっと称える方向で見直すべきではなかろうか・・・とも思える。。
勿論、時代背景を考えれば、相対的な紙の量を減らす意味合いは高く、森林保護を通じて地球環境を守るという方向は確かに分かる。。
CO2の排出量を分母から減少させ、地球温暖化を幾分なりとも遅らせる効果はあろうと思う。。
しかし「急がば回れけ」という言葉もある。性急過ぎて失敗する例は多いもの・・・
いきなりゼロを掲げるのではなく、・・・穏やかなソフトランディングを模索すべきと思う。。
確かに、時代の流れはクラウドの方に傾いているし・・・ますます紙の肩身が迫るなる流れにあるが、・・・昭和を愛する私としては、この流れは、正直・・・アンチ・・・
一民間企業の判断ながら、波及的影響も大きいと思われ、製紙業界も異論噴出と思う。。
そして大塚商会も困るだろうなぁ。。(ーー;)
