民主党は、いったい何を考えてるんでしょうか・・・どこを目指そうとしているんでしょうか・・・
「ゆりかごから墓場まで」を謳って来た英国は、長きに渡り「斜陽」から抜け出せませんでした。日本でも民主党政権が発足し、ミクロ経済への手当てが先行議論されているうちに、マクロ経済の方が、すっかりガタガタになって来ました。。
先般、藤井大臣は、来年度の税収見通しに触れ、40兆円割れもあり得ると明言しました。国家の税収見通しが、まるで「秋の日のつるべ落とし」のように降下し始めています。。
それだけ、この国の実体経済が悪くなっているという証であり、この分だと来年辺りは?・・カラッカラになってるかもしれません。もう一刻の猶予もありません。。(+_+。)
昔から「蟹は自らの甲羅に似せた穴を掘る」といいますが、国家の財政が危機に瀕しているというのに?・・借金してまで、何でバラマキをやるんでしょうか?・・「子供手当」にしても額が大きすぎます。もう少しバランス感覚のある額へ下方修正すべきです。。
かって、上杉鷹山の「入(いる)を秤て、出(いずる)を制す」という言葉を引用し、自民党を徹底批判して来たのは?・・他ならぬ民主党だったハズです。それが国民のポピュリズムを煽って選挙に大勝し、一転、放漫経営に・・・
民間会社なら、こうした場合どうするのか?・・冷静にお考え頂きたいものだ。。
しかも麻生政権の定額給付金にも、あれほど反対し、罵倒して来た民主党です・・信じられませんねぇ。。
国が支援するなら、台風や地震災害などで被害に遭われた方々へすべきなのです。彼らは何の落ち度もなく被害に遭われた方々です。国が救わずして、誰が救うのかと真剣に思います。。
それ故、新政府の成すべきことのイの一番は国力の回復です。財政再建です。それなくしては・・そもそも、国民を救う為の「財源」が捻出できません。。
現在、民主党が進めている官僚の無駄を排したり、天下りの規制をするという考え方は?・・基本的に私も賛成しますが、それと同じくらいのエネルギーを景気回復の為に使うべきです。。
その為にも、この国のマクロ経済を刺激し続けなければなければなりません。今の政府は、そこが抜け落ちています。。
地球温暖化の時代ですから、環境志向は大いに結構ではありますが、CO2の排出規制で、日本だけ厳しくなれば、企業は厳しくない国へ、ドンドン投資をシフトして行きます。経営者なれば当然のことです。。
かくして、国内が空洞化する流れは避けられません。それに伴い雇用環境も急速に悪化することでしょう。ますます関連の諸手当てが膨らむ流れになります。負のサイクルが回り出します。。
まったく何考えているんでしょうか?・・この国を潰す気ですかねぇ。腹が立ってきます。。。\_(-_- 彡