griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ギリシャの暴動、拡大の一途へ。。

財政危機に陥ったギリシャの首都アテネで十九日、近年では最大規模となる四十八時間のゼネストが始まった。国会では二十日にも財政赤字削減に向けた緊縮策の法案が可決される見通しで、国会議事堂は官民の労働者のデモ隊に取り囲まれ、一部参加者が暴徒化して治安部隊と衝突。AFP通信によると、デモ参加者は十二万五千人を超えたという。
パパンドレウ首相は「ギリシャにとって、決定的に重要な時が訪れている」と述べ、緊張が高まっている。
デモに参加した公立学校の女性教諭(50)は現在千ユーロ(約十万六千円)に満たない月給が法案が成立すれば、さらに約三百ユーロ減らされると主張。「お金だけでなく、生きる権利さえ奪われる」と話し、国会に向かって「借金は私たちの責任ではない」と叫んだ。
内務省財務省など官公庁の窓からは黒色の布や垂れ幕が多数下げられた。黒い旗を掲げて行進した内務省職員の女性(34)は「もう国には金がない。国が死んだということ」と喪章の意味を説明。「私たちも給料を下げられ、限界に近づいている」と訴えた。 東京新聞 TOKYO WEB 2011年10月20日 朝刊

>借金は私たちの責任ではない・・・そりゃそうだとは思うが、それではギリシャ人たちの為に、巨額な血税を投げ出そうとしている他国民の気持ちはどうなるのだろう。。

露骨に言いたくないが、もう少し感謝してくれても・・・いいのではなかろうか・・・

おそらく他のEU諸国はそう見ていると思う。。

しかしながら、当のギリシャの方々は・・・まるで “ あたり目だ顔 ” をしておられる。。

そして、お決まりの “ もっとくれ~! もっとくれ~!” ・・・・的な態度。。

ギリシャ国民は、この事態を、・・・寝ころべは、何とかなると思っているのだろうが・・・

もしそうであっても、残念ながら、その期待は叶えられそうにない。。

むしろ、・・・その態度は事態を更に悪化させるだけである。。

泣こうが、喚こうが、どれほど寝転ぼうが、・・・ここまで来れば、もはや腹を括って頂くしかない。。

そこに早く気付いて頂きたいもの。。

それに引き換え、・・・先の東日本の大震災直後に見せた東北人の ・・・“ 我慢強さ ”・・・ “落ち着きある態度”・・・

あの秩序だった冷静な行動に、世界の誰もが声を上げた。。

日本人って凄い!・・・日本人って素晴らしいよ!・・・

嬉しくなるほど、世界中から賞賛の嵐・・・

そして頑張れ日本!・・・負けるな日本!・・・日本は必ず復活する!・・・

次々と寄せられるエールの数々・・・

皆さんも決してお忘れではないと思う。。

嬉しかった、有り難かった、そして、どれほどに勇気づけられたことか・・・

それもこれも、被災者の方たちの見せた気丈なる振る舞いに、世界が心を、胸を、打たれたからに他ならない。。

津波に家を流されて呆然とするなかで被災者が語った言葉、・・・

亡くなった方に比べれば、私たちは “まだまだ幸せ”・・・

自分たちだけが生き残って “ 申し訳ない ” ・・・

皆さんからの温かい支援を “ 有り難く思う ” ・・・これからも頑張って、また、この街を復興したい!・・・

極限下の中で見せた東北人の気丈さに、ポジティブな姿勢に、誰もが心を打たれたのである。。

長年にわたる厳しい自然との間で培われた東北人特有の「我慢強い気質」、決して諦めない「Never give up」の精神。。

同じ日本人の私でさえ、彼らの言葉を聞いて、胸が熱くなるのを抑えられなかった。。

あの最悪の状況下で、・・・はたして自分だったら、・・・はたして同じことが言えたかどうか、・・・同じ行動がとれたかどうか・・・

甚だ自身がない自分を想う時、「やるせなさ」も残ったくらいである。。

それ程に、東北人の見せた態度は素晴らしかった。見事だった。。

彼らの、あの「我慢強さ」こそ・・・日本人の誇りである。。

嫁を貰うなら・・・絶対に東北人・・・

今となっては遅いが、あの時、学んだことである。。

まっ、それはさて置くとして、それに引き換え・・・ギリシャ人の、かくも見苦しき態度・・・

これほどまでに歴然とした生き方の違いは・・・いったい何処から生まれて来るのだろう。。

不満を訴えたい気持ちも確かに分かるが・・・ここまで来た以上、今さらそんな事をしても始まらない。。

するなら、こうなる前に行動すべきだった。。

今となっては・・・完全なる「真逆」・・・繰り返しになるが、事態をさらに悪化させるだけである。。

それを何故を分かろうとしないのか・・・気付こうとしないのか・・・

あの報道を見ていて感ずることは、今後、EU内、各国政府や、各国銀行が、どれほどの金を、今のギリシャに注ぎ込もうと・・・「乾いた砂に水を注ぐが如し」・・・である。。

何度も繰り返すようだが、・・・ギリシャ国民の、EU域内の支援は勿論、世界各国からの支援に対する「感謝の念」が全く見えない・・・とこに激しく危惧を覚える。。

おまえら一体何様だ!・・・

あの暴動を見て、ギリシャ人がこの先「本気になって借金を返す」と感じた人が何パーセントいただろう?・・・

彼らと付き合っても「トコトン踏み倒されるだけ」、「トコトンしゃぶり尽くされるだけ」・・・そう感じた人が大半ではなかったのか・・・

ドイツ国民やスロバキア国民らにしても同じ想いだと思う。自らの生活をトコトン切り詰めて、犠牲にして、爪に火を灯すような思いで溜めた大切なお金を、ギリシャ人の為に使ってもらおうとしている人々への感謝の念がまるでなく、・・・
「当たり前だ」とでも言いたげな「高飛車姿勢」に?・・・ムッとさせられる。。http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ari_2.gif

人の善意を逆手にとって、今の生活を維持しようとするのは・・・私的には許しがたい。。

このような態度では、いずれ遠からず、EUの結束が崩れるのも致し方なく感じられる。。

ギリシャを、EU圏から追放するか、ドイツ国民がブチ切れて、EUからの離脱を求めるのか・・・推移如何によっては、そういう選択肢も・・・当然、起こり得る。。

そんな時に、ふと感ずるのが・・・最後までEU入りを拒んだ英国の「見立ての確かさ」・・・

このEUの混乱を横目に、彼らの抱く孤高の境地とは・・・とても気になっている。。

・・・とは言いつつも、万が一の事態となれば、EUに加盟しなかったイギリスとて、まったくの無傷でいられるハズはない。「高みの見物」ではいられらいのだ。。

いずれにしろ、ギリシャ人の皆さんは、日本の東北人が見せたあの「我慢強さ」を「冷静さ」を、・・・僅かでもいいから見習うべきである。。

今の自分勝手な姿勢を続けていては、友達もなくすし、手を差し伸べてくれる者もいなくなる・・・というもの。。

世界中から見放されてしまうかもしれない。そうなってからでは全てが遅い。。

ギリシャ国民は一刻も早くそこに気付き、どうか冷静に対処して頂きたい。。。\_(-_- 彡