ネットより、
今日は2011年の3.11から数えて、まる10年。過ぎて見れば、あっという間でしたね。。
未曾有の地震と、それに続く巨大津波、更には想定外の原発事故も加わった大災害、、、
かってのヘレン・ケラーが味わった三重苦、四重苦に匹敵する試練を経験した日本、、、
その時に見せた東北人の心の強さ、気高さに、当時、世界中から驚きと称賛の声が上がりました。。\(^o^)/
私も前職で長いこと東北に関わって来た経験があり良く分かるんですが、、、
東北人の辛抱強さ、我慢強さはホント凄いものがあります。敬服します。関東人の私らには到底真似が出来ませんね。。
本当に凄いと思いました。。
そこで思い出すのが「コブシ」の話、、、
新撰組を扱った映画「壬生義士伝」の中で、主人公の吉村貫一郎が子供らに放った何気ない言葉に、今も尚 感銘を受け続けている私です。。
『 盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。
盛岡のこぶしは、北さ向いても咲ぐのす。
んだば、お主らもぬくぬくと春ば来るのを待つではねぞ~
南部の武士ならば、みごと石ば割って咲げ~
盛岡の子だれば、北さ向いて咲げ~
春に先駆け、世にも人にも先駆けて、あっぱれな花こば咲かせてみろ~ 』、、ってね。。(^^ゞ
吉村貫一郎の放った何気ないこの言葉は東北人の気質を見事に表現してると思います。。
テレビの震災ドキュメンタリーなどを見ると、この10年で瓦礫の撤去が進んだせいか、見かけ上の復興がかなり進んだ風に見えますが、人々の心の中には今も尚、震災の傷跡や記憶が癒えてません。。
それはそれで当然なんですけど、それでも尚、そうした現実を乗り越えて、前を向き歩き続けようとしてます。。
偉いですよね。。
ああいうドキュメンタリーを見せられると涙腺崩壊が止まらなくなる私ですが、、、
彼らの心を内面から支える東北人の我慢強さ、気骨さがあって、その後の復興に大きく寄与してるんだと思います。。
これこそが吉村貫一郎の言いたかった東北人の姿ではないでしょうか、、、
私は、亡くなられた方、行方不明になられた方、2万を越える犠牲者に対し、14時46分に黙祷を捧げました。。
その上で、これからも東北を応援し続ける気持ちを新たにした次第です。。
現在の日本は「コロナ禍」という新たな災害も加わり、混迷の度を深めている状況にあります。。
今こそ、東北人の気骨に学び、そして、ネバーギブアップの精神で、この難局を乗り越えられれば、と思います。。(v_v)