griffin avenue’s blog

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好ましからざる「浄水ケーキ」。。

福島市飯坂町のすりかみ浄水場で、水道水を作る際に出た不純物の残渣(ざんさ)から放射性物質が検出された問題で、同浄水場を管理・運営する福島地方水道用水供給企業団は23日、検査機関による測定結果を公表、1キロ当たり20万ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムに加え、放射性ヨウ素も確認された。
残渣は「浄水ケーキ」と呼ばれ、水道水のもととなる原水に凝集剤などの薬品を注入し、浄水処理過程で除去した小さなごみや砂などを脱水した固形物。測定した浄水ケーキは、12日に採取したもので、放射性セシウムは1キロ当たり23万9183ベクレル、放射性ヨウ素は2万339ベクレルが検出された。
(2011年5月24日 福島民友ニュース)

浄水ケーキねぇ。・・・う~む。あまり美味そうな感じはしないが・・・(ーー;)

とまぁ、冗談を言ってる場合ではないが、・・・実はこれ、福島のみならず、遠く離れた関東各県でも検出されており、処理を巡っては今も紛糾している。。

おそらく震災後に起きた福島原発の水素爆発やベント解放などで、大気中に飛び散った放射性物質が、その後の風に拡散され、雨などにより広範囲の県に降ったものと察せられる。。

それが雨などを通して川に流れ込み、飲み水の浄水過程で沈殿させた残渣の中に濃縮されてしまった・・・ということだと思う。。

しかも、これら放射性物質は、三月の水素爆発以降も、微量ながら継続して出ているとされ、・・・減衰の早い「ヨウ素」は兎も角も、「セシウム」については・・・蓄積してしまうことが分かっているだけに厄介だ。。

今後、処理した「浄水ケーキ」の保管場所をどうするか・・・場所の選定が急がれるところだが・・・

私が思うに、こういうのは、いずれ廃坑となっている全国の鉱山採掘跡地か、採石場などの地下深くに、特殊な容器に詰めて封印し、外部に漏れないような処置をした上で、厳重に保管するしかないと思うのだが、・・・

そのこと自体、六ヶ所村を全国に作るに等しく、仮に総論で賛成されたとしても、各論となると反対は必至と見られる。。

だもんで、一口に地元の理解が得られる適切な場所を探すというのは・・・容易なことではなく、至難に近いものがある。。

といって・・・何処かで妥協をせねばならぬのは事実としてあり、・・・難しさの中からも困難を乗り越えて、結論を見出さねばならない。。。(v_v)