griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

新潟発。ヘンデルとグレーテル。。。

6歳の長男を山中に置き去りにしたとして、新潟県警三条署は26日夜、保護責任者遺棄の疑いで、母親の無職、西川博美容疑者(33)=同県三条市荻堀=を緊急逮捕した。同署の調べに対し、「自分の言うことを聞かず腹が立った」と容疑を認めているという。
 同署の調べによると、西川容疑者は26日午後5時40分ごろ、言うことを聞かない長男に腹を立て、自宅から約3キロ離れた同市中野原の山中に車で連れ出し、長男を置き去りにした疑いがもたれている。長男は約45分後、約600メートル先の民家に助けを求め、家人の女性が三条署に届け出た。
 新潟地方気象台によると、26日夜の新潟県内は上空に強い寒気が入りこみ、降雪を記録。三条市の午後6時現在の気温は3度で、深夜には0度近くまで冷え込んだ。 【MSN 産経ニュース 2009.3.27 09:30】

こうした話を聞くと、つい子供のころに読んだ童話ヘンデルとグーレーテルのお話を思い出してしまう。貧しさの余り、子供を捨てざるを得なかった夫婦。ある日、子供たちを山に捨てることを決心し、荷車に二人の子を載せて捨てにゆくのである。。

子供たちは、ただならぬ親の気配を察知し、そして自分らが捨てられるのを感じ取る。だが例え捨てられたとしても、何とか家に辿り帰れるようにと、来た道に目印となるようにパン屑を少しずつ捨てていた。子供ながらに考えた?精一杯の知恵だったと思われる。。

お話では、その後、子供たちは落としてきたパン屑を頼りに引き返そうと試みるのだが?目印としたパン屑は無情にも小鳥たちが食べてしまっていた。結局、二人は道に迷ってしまう展開となるのである。。

それに引き替え、今回の記事の親は、流石に現代の親なのか?荷車ではなく車に載せて山に向かった。しかも、子供には食べ物も残さずに置き去るという冷酷さを見せている。・・・まさにモンスターペアレントである。。

更に記事を読み進むと、今回、容疑者となった母親は、子供を山に捨てた理由として・・「貧しさ」を理由に挙げてはいない。子供が「言うことを聞かないから」との理由である。。

だが言うことを聞かないのは、己の血を引いてるからともいえ、子供だけに全面的な責任を押し付けるのは?・・責任転嫁にも等しく、身勝手な態度とされても仕方がない。しかしこの容疑者には、そこへの理解はまるでないようだ。困ったもんである。。

今回は近くに民家があったから良かったが・・・これが富士の樹海のようなところだったら?・・この冷え込みである。大変なことになっていた。。

ところで、このバカ親の処分だが、どうしょもないバカ親であるが、この子にとっては、一応は掛け替えのない母親である。。

それを踏まえて考えると、苦々しいが、懲役よりも往復ビンタの二~三十発でも食らわしとくのが?・・適当なところではなかろうか。その上で、この子の育て方を見らがら?・・適切に判断すればよいように思われた。。。\_(-_- 彡