名古屋地検特捜部は１４日、静岡県裾野市、職業不詳後藤加代子（６１）、夫の孝雄（６６）両容疑者を業務上横領容疑で逮捕した。 発表によると、交通事故で重い障害を負ったおい（４４）の成年後見人として、財産管理を任されていた後藤容疑者は、２００６年８月、孝雄容疑者と共謀し、おいに支払われた事故の損害賠償金約４６００万円のうち、約１８００万円を着服した疑い。着服した金は、借金返済や滞納した税金への支払いなどに充てたとみられている。
後藤容疑者らは調べに対し、「４６００万のうち、一部はおいのためにも使った」と供述しており、特捜部は残りの金の使途も調べる。 後藤容疑者は同年、名古屋家裁岡崎支部から、おいの成年後見人に選任されたが、同家裁が着服に気付き、０７年１０月、特捜部へ刑事告発した。（2009年1月14日20時42分 読売新聞）
またもや酷い話である。本来は有ってはならぬ成年後見人の犯罪。だが悪いヤツがなれば？・・こうした事件も起きてしまう。。
いつの世も、弱きものは、強いものらに、「肥やし」として利用されてしまう運命なのか？・・・
本来、成年後見人の選定は、慎重が上にも慎重になされるべきものである。にも拘らず、極めてズサンな身辺調査に基づき、成年後見人に任命してしまった名古屋家裁岡崎支部の落ち度は明白であり、今後は猛省して頂くと共に、発生した損害の全額を、被害者に補償してあげる必要がある。。
そのように考えると？・・私としては国に対し、一刻も早い「百叩き刑」の創設を求めたい。その上で「百叩き刑」の存在が、名実共に国民の間に深く浸透して行くことを期待している。犯罪を計画した段階で、自然と「百叩き刑」が頭をよぎる事によって、自ずと自制心が芽生えてくることを期待したい。。
兎も角も本件では、容疑が固まり次第、二度とせぬよう、思いっきりキツイ「お灸」をすえて頂くことを要望する。。。
