娘への点滴混入事件で、殺人容疑で再逮捕された高木香織容疑者（35）が京都、岐阜両府県警の合同捜査本部の調べに「四女が水の混入で死亡したので、五女は死なないようにスポーツドリンクを混ぜた」との趣旨の供述をしていることが15日、分かった。 捜査本部は、高木容疑者が混入の危険性を十分認識していたとみて経緯を捜査。一方で「（水を）入れたせいで死んだかは分からない。病気で死んだのかもしれない」とも供述しており、もともとの病気が死因にどの程度影響したのかについても慎重に調べている。〔共同〕
【日本経済新聞社 NIKKEI NET 2009.01/16.07:00】
子供たちが、健やかに育ってくれるように！・・・と、私は、今年の初詣にも一生懸命お祈りしたところだが、よりによって、可愛い娘に点滴で汚水を入れるなど？・・世の中には、とんでもない親もいるらしい。子供からすれば？・・まさか親が自分を殺そうなどと考えるハズもなく。酷い裏切りである。。
その昔、伊達家にお家騒動があった。戦陣に赴く我が子、正宗に対し、母・義姫からの祝いの膳。「山鳥はそなたの好物であろう」と毒入りの羹を勧められ、喜び勇んで飲む正宗であったが、飲んだ途端に激しい腹痛を起こし、七転八倒となる。手当てが早く、一命は取り留めるものの、心の傷は生涯癒えることはなかったとされる。いつの時代も酷いことをする親はいるものだ。。
この汚水点滴事件も、昨年の12/24に逮捕されてから、既に一ヶ月近くが経つが、未だ全容が掴めていない。慎重に操作を進めているものと見られるが、モノには程がある。市民としてもイライラする。高木香織容疑者にしても、三人の我が子が不審な死を遂げている以上、このままタダで済むとは思っていなかろう。厳しく詮議の上、早く全容を解明して頂きたいものだ。捜査陣の奮起を望む。。。
