札幌市の釣具店で8月、店員迫田寛之さん=当時(23)=が、万引き犯を追い掛け、車に引きずられ死亡した事件で、強盗殺人罪に問われた無職丹羽大介被告(21)の論告求刑公判が2日、札幌地裁(辻川靖夫裁判長)で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。判決は5日。 検察側は「人が死んでも構わないと思っていた。未必の殺意があった」と指摘した。 弁護側は「(逃走のため)無我夢中でパニック状態だった」とし、改めて殺意を否定した。【時事通信社 JIJI ドットコム 2008/12/02-13:02】
最近は「ひき逃げ」や「引きずり」という、酷い事件が多すぎて、「またか?」と思うくらいに感覚がマヒしている。恐ろしいことである。思い起こせば、この事件も酷いもんだった。その後、犯人が検挙されたから?・・まだ救いはあるが・・・
この犯人も、他の事件同様に「ズラかる為には手段も選ばない」という冷酷で身勝手な姿勢が見て取れる。弁護側は「無我夢中でパニック状態だった」とするが・・・逃げるときには誰だって「パニックになるのは当たり前である」・・それを理由に「殺意」を否定されたら?・・犠牲者の立場は誰が考えてくれるのだろう・・・
不慮の事故なら、車に乗っている以上、どこで災難に遭わないとも限らない。だから保険が必要なのである。例えそれが死亡事故であっても、通常の過失による事故であるなら・・私も過度に咎め立てする気にはなれない。だが「ひき逃げ」は別だ。「ひき逃げ」は殺人に匹敵するものでなくてはならない。今回のケースも「腹立たしい」が、といって「死刑にせよ!」とまでは言わない。だが少なくとも10年過ぎたら仮釈放も可能になる「無期懲役」刑は、どう考えても問題である。刑務所の都合もあろうが?このような不平等は早急に是正されるべきである。。
5日の判決には、万人が納得できるような?・・スカッとする裁きを見せて欲しい。。。(*'へ'*)