griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

心配される長周期地震動。。。。

今回の地震で、ゆっくりとした長い揺れが続く長周期地震動が、震源から遠く離れた関東平野でも観測されたことが16日、東京大学地震研究所の解析で分かった。

 長周期地震動は大きな地震震源が浅い場合に起き、関東平野の厚く柔らかい堆積(たいせき)層が、揺れの周期の長い地震波を増幅する。高い建物ほど長い周期の波に共振してよく揺れるため、高層ビルを大きく揺らす。

 古村孝志・准教授によると、今回の地震で都内でも振幅1~4センチ、周期7秒の揺れが3~4分以上続いた。この7秒周期の地震波は70階建て以上のビルを共振させ、最大12センチの振幅で6~12分以上も揺らし続けたことになるという。

 特に、新潟で地震が起きると、埼玉県北東部の荒川流域の分厚い堆積層が地震波を伝える「通路」になるため、東京が長周期地震動の影響を受けやすい。

 3年前の新潟県中越地震では都内の高層ビルのエレベーターが損傷した。古村准教授は「東京では、遠方の大地震で震度が小さい場合でも気は抜けない」と注意を促している。【2007年7月16日19時57分 読売新聞】

現在、首都圏ではタワーマンションブームにある。日に日に町の景色がドンドン変わっている。。。

直下地震にはめっぽう強いタワーマンションも、遠隔地で起きた小さな揺れが原因で、思わぬ被害を受けることがある。長周期地震動は、遠く地下を伝わって来るうちに振幅の長い震動として?高層ビルを緩やかに揺らす厄介なものである。しかも高層ビル周辺の小さなビルや一軒家には、その振動すら気付かない場合が多いとされる?特有な振動でもある。。。

今回の新潟中越沖地震が、太平洋側の東京、横浜、名古屋。そして仙台辺りに点在する高層ビルに、どのような影響を及ぼしたか?更なる分析が求められるところだ。。。

ましてや?これから新たに「タワーマンション」をなどと?考えている方は、よ~く調べて置かれた方が良い。メーカーは、それに対し様々な工夫と対策をしていると言われるが?これを機に更に強固なものとして頂きたいものだ。いずれにしても?早い解明と更なる対策を期待している。。。。