griffin avenue’s blog

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悩める温暖化防止。。。

地球温暖化についての科学的予測をまとめた国連「気候変動に関する政府間パネルIPCC)」の最新報告書案が23日、明らかになった。 石油や石炭など化石燃料に依存する社会構造をこのまま続けると、日本を含む東アジア地域では、今世紀末の冬の平均気温が現在より最大6・95度、夏は5・48度上昇すると予測。国内では北海道以外のスキー場の大半が雪不足になるほか、中部以南の多くの県で米の収穫高が最大40%減収、花粉症患者も増加するなど、日常生活にも様々な被害が生じると警告している。【2007年1月23日14時32分 読売新聞】

予想されていた事とは言え、このまま行くと大変な事態になるようだ。記事に依れば、「IPCC」の最終報告案として、今世紀末の冬の平均気温が現在より最大6・95度、夏は5・48度上昇すると予測されている。。。

発表の通りだとすると、このまま「地球温暖化」が進めば、ロシアや、北欧諸国、中国らのツンドラが、一斉に溶け出す事が考えられる。という事は?弊害も有るが、他方では、今まで不毛の地として、使えなかった大地が、一転して使えるようになるという事でもある。それら地域には、今後、草木も生えることだろうし、地下の資源も活かせる見通しが開けるに違いない。それらは「地球温暖化」によるプラスの恩恵である。。。

だが「IPCC」の最終報告案の示す「シュミレーション」では、逆に海抜の低い国や地域は、海底に埋没してしまう危険をはらんでおり、そこから被る被害は甚大なものになる事が予想されている。まさに “浮かぶ瀬もあれば?沈む瀬もある” の現状がある。。。

更に「地球温暖化」の影響は、それだけに留まらない。予想される気候の変動は、食料の「需給バランス」も大きく変える事になる。一部の「プラス効果」を大きく超える弊害には恐怖も感じる。極めつけは、地球の「生命維持装置」とも言うべき「大気の組成」をも狂わす事になると考えられ、それ故に「温暖化ガス」削減への取り組みは、人類の「生存を賭けた」戦いと言うことも出来る。。。

だが「地球温暖化防止」を定めた「京都議定書」の実行は、ホスト国を務めた日本でさえ?遅々として進んでいない。。折りしも、25日。小谷真生子さんが番組の進行を務めるWBSで、「温暖化防止」の取り組みの現状と、展望を取り上げておられた。それによれば日本は、産業界の取り組みは、徐々に進んではいるものの、トータルで見れば?依然厳しい状況にある事を伝えていた。。。

京都議定書に定めた「温暖化ガス」の削減見通しは、現状では悲観的にならざるを得ず、今後、国境を越えた更なる「取り組み」が求められている。。。。