griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

『改革』こそが「錦の御旗」なり。。。。

自民党中川秀直幹事長は26日の記者会見で、塩崎恭久官房長官非正規労働者の増加を「新たなる貧困」問題と指摘したことについて、「小泉改革が『新たなる貧困』を生んだわけではない。そういう言葉を使うならば、定義をしっかりすべきだ」と批判した。 塩崎氏は24日の政府・与党協議会で「新たなる貧困」との用語を使用。記者会見でも「小泉構造改革のもとで非正規雇用が増えた。働いてもなかなか報われない『新たなる貧困』問題を我々も正面から受け止めて解決していかなければならない」と述べていた。
産経新聞 Sankei Web 2007/01/27 03:03】

今回の塩崎官房長官発言は、国民に、あたかも「小泉改革が新たな貧困を生み出した」などと誤ったサインを与えかねず、極めて「不適切」な発言である。小泉さんの始めた「改革」を応援する私としては「不快感」を禁じえない。。。

もとより。官邸の代弁者たる官房長官の発言は「影響」が大きい。それ故。常に慎重を期した発言が求められている。にも拘らず、今回の発言は、国民に対し、ともすれば、「官邸が、これまでの改革路線を否定し、新たなる方向転換を模索するもの」と受け取られ兼ねない「危険」をはらんでいる。官房長官としての、こうした「不用意」且つ「不適切」な発言は、厳に慎まれなければいけない。。。

それこそ。昔の淀んだ自民党に戻そうと?日夜、画策を続けている?「院内の抵抗勢力」達を、俄かに活気付ける事にもなり兼ねない。今回の官房長官の発言は、これまで安部さんを筆頭に、『改革』を「錦の御旗」として心血を注いで来た「同志たち」への「裏切り行為」に他ならず、断じて許せるものではない。従がって現内閣で「改革推進エンジン」を引き受ける中川幹事長が「ご立腹」されるのも極めて道理である。。。

私的には、これまで、まだ発足間もない安部内閣の「足を引っ張る」事は、出来るだけしたくないとして、応援こそすれ、あえて批判めいた事は出来る限り慎んで来た。だが不満が無かった訳ではない。特に塩崎議員の官房長官への起用には?当初から疑問を抱いていた。なんで塩崎さんなのか?その人事感覚には?極めて「理解不能」であった。内閣の要として、もっと「力」の有る。もっと「捌けた人」を、何故、充てなかったのか??夫婦そろって「暗すぎる」様では如何なものか??正に見ていて「笑うに笑えない」現状を、安部さんは、どう感じておられるのだろう。他の閣僚人事に付いても然りである。更には発足早々「造反議員」を戻すという「不手際」もあった。こうした甘い判断が、そもそもの「ケチ」の付き始めである。安部さんも、これを機に、もう少し考えて頂きたいものである。。。

ともあれ。引き続き「改革」にブレなく、揺るぎない信念で邁進される限り、多くの国民が、この内閣を見捨てる事はないと思われる。今、国民は、安部内閣の「本気度」を測っているに違いない。なれど?この様にスタッフが勝手し放題では、「力」が発揮できようハズもない。時には「泣いて馬謖を切る」覚悟も必要である。どうか。内閣の「結束」を、しっかりと固めて頂きたい。船頭が誰だか分からないようでは困る。。。。