【ワシントン＝山田哲朗】タンザニアにあるアフリカ最高峰キリマンジャロの氷河が、地球温暖化の影響で消えゆく運命にあると、米オハイオ州立大などの研究者が２日、発表した。 近く、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
研究チームは、航空写真の分析や地上での計測の結果をもとに、１９１２年から２００７年の間に氷河の面積が８５％も縮小したと推定。このままだと、早ければ２２年、遅くとも３３年までに氷河は解けてなくなると予測した。
山頂付近の氷河や万年雪は１万年以上にわたって存在し、文豪ヘミングウェーの小説「キリマンジャロの雪」の題名にもなった。気温の上昇のほか、近年は降水量の減少にも見舞われ、縮小に拍車がかかっている。
【11月3日6時4分配信 読売新聞】
地球温暖化だけが直接の原因かどうかは別にしても、キリマンジャロの氷河が急速に消失しようとしている。。
地球温暖化防止のランドマークとして、長らく定点観測を続けて来た実績があり、その事について、広く啓蒙活動が進んで来た為か・・・今やそれを知る人は・・・意外と多い。。
ただ？何でまたこの時期を選んでの発表なのか？・・・という点では、そこに何らかの意図を感じなくもない。。┐(ﾟ～ﾟ)┌
であっても、継続的に定点観測を続けることは重要であり、忍び寄る地球の温暖化危機を、こうした形で継続的に世界に警告する意味は非常に大きい。。
ちなみに映画「キリマンジャロの雪」は、我が親父さまと、お袋さまが、初デートの折りに見た記念すべき映画らしい。。^^
当時のアフリカは未開の地だった。それに引き換え今のアフリカは、格段に都市化が進み、それにより貴重なサバンナなどの自然も急速に面積を減らしているとされる。。
全てはそういう流れの延長にある「キリマンジャロ氷河」の消失・・・従って消失理由は単純ではないと考えられるが、少なくとも、そうした事実を重く受け止める時期に来ていることだけは？・・・確かである。。。＼_(-_- 彡
