griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

下請けイジメは止めよう !! 、、、

下請け業者への納入代金を発注後に減額した下請法違反問題を巡り、日産自動車は、同様の引き下げを行いながら、公正取引委員会の勧告では対象外となった取引先に対し、独自に返金する方向で検討に入った。取引先との信頼回復には、一層の対応が必要と判断した。

違法認定分の支払額は約30億円に上っている。独自に返金する取引先が広がれば、支払額はさらに膨らむ。日産は今期の業績予想への影響も精査する。

公取委によると、日産は2021年1月〜23年4月、タイヤホイールなどを製造する36社の下請け業者に対し、発注後、事前に取り決めた金額から数%程度を引き下げて支払っていた。減額分は「割戻金」や「一時金」などと称し、中には約11億円を減らされた業者もあった。

勧告を受け、日産側が36社以外にも同様の減額行為がなかったか調査したところ、複数の該当事例が見つかった模様だ。不当な減額は少なくとも30年間は続いていたとみられている。36社に関しても、勧告では対象外となった20年以前の取引について調査を進めている。問題発覚後、取引先から日産側に、調査などを求める問い合わせが相次いでいるという。

日産の内田誠社長は13日の記者会見で「勧告を非常に重く受け止めている」と謝罪し、「サプライヤーとの信頼関係をどう構築できるか、形で示していく」と述べた。電気自動車(EV)などの競争が激化するなか、部品会社との信頼関係の再構築を急ぎたい考えだ。【2024/03/19 05:00 読売新聞オンライン】

ネットより、、、

他所のメーカーはどうか分からないが、確かに日産には昔からそういうとこがあった。。

詳しくは言えないが、私も一時期、日産の系列部品メーカーに勤めていた経験があり、しかも営業職をしてたから分かってる。。

当時は色んな理由を付けて引かれていたような?、、確か、そう、、、(ーー;)

しかも当時はそれを会社側が半ば容認していた時代だったから、当時の日産側も然したる罪悪感は持ってなかったように思う。。

私が勤めていた当時は正に高度経済成長の真っ只中にあり、完成車・ノックダウン共に輸出ラッシュに次ぐ輸出ラッシュで、毎年 右肩上がりの売り上げが続いていた。。

それこそ当時は一車種につき月に2万台3万台など当たり前で生産してたからね。。

円安を追い風にした日本車の輸出ラッシュは凄まじいものがありました。。

結局、それが元で日米貿易戦争にまで発展してしまい、為替もアメリカの都合で円高にさせられたんですから、、、

そういう時代でしたから、売上高の上昇カーブにより少々の値下げ要請があっても、影にかくれてしまったのだと思います。。

メーカーとサプライヤーとの間に共に運命共同体という意識が強く、当時はビックになる為の産みの苦しみを共に耐えよう?みたいなムードがあったと思います。。

と同時に当時の日産は極端な額の値下げ要請をして来なかったからかも知れません。。

後の時代になって登場する禿鷹「カルロスゴーン」によって、メーカーとサプライヤーとの関係性が著しく可笑しくなっちゃったんですからね。。

この頃はもう私もその会社には居なかったんですけど、当時の同僚たちとのやり取りが暫く続いていましたんで、何となく会社の雰囲気は察っせられました。。

当時からカルロスゴーンを良く言う奴など?ほぼ皆無でしたね。。

そうした環境の変化は日産社員の中にも特別な意識変化をもたらして行ったように思います。。

理不尽な値下げ要請をしても何とも思わないような冷酷な企業風土が、あの時、出来上がってしまったんだと思います。。

おそらくですが今回の一件も、そうした企業風土の延長上で起きたことなんじゃないですかね?、多分そうだと思います。。(v_v)

言うなれば「カルロスゴーンの置き土産」ってことでしょうね。。

生き血をすするのを由として来た悪魔のような「カルロスゴーン」はもういないんですから、日産もそろそろ正気を取り戻さないといけないと思います。。

日産が今後も正常進化を続けて行く為にも、「早く目を覚ませよ !! 」、 という公取からのメッセージと受け取り、、、

日産は公取の勧告を「有難や」「有難や」として真摯に受け止め、速やかな改革を進めて貰いたいです。。(v_v)