griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

アメリカさん!石油資源を中国に渡さんでくれい!

米石油会社ユノカルの経営陣が、中国海洋石油(CNOOC)からの買収提案に賛成する寸前まで行きながら結局見送ったことが分かった。交渉の過程で米議会の反発を抑えるよう「CNOOC」側から求められ、条件が合わないと判断、シェブロン支持を決めたという。
ユノカルが米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書で内幕が明らかになった。当初、ユノカル経営陣は条件面で有利だった「CNOOC」支持をほぼ固めていた。15日の時点で、買収金額をさらに上げればシェブロン支持から乗り換える旨を「CNOOC」に伝えた。17日までに両社の代理人が合意文書の詰めも終えていた。ところが「CNOOC」から突然、
(1)反発する「米議会の説得」に主導的な役割を果たす。
(2)シェブロン支持が崩れたことを明確にするため「5億ドル」の「違約金」を払う。
の2点を求められ「態度を硬化」させた。ユノカルはこの条件を拒否。19日開いた取締役会では、直前にシェブロンから「買収額の引き上げ」提案を受けた事もあって、一気に「シェブロン支持」が決まったという。(日本経済新聞社 NIKKET 7/27)


流石!日本経済新聞社ですね!私もファンです。
それにしても、中国人って驚くほど「シタタカ」なものを感じます。そういう意味で、これもまた「さもありなん」という事なのでしょうか?昔から「したたかな商売」の例えとして、「ユダヤの商法」とか?「華僑の商法」って表現を使いますが、「シルクロード」の時代から鍛え上げた「狡猾さ?」は、未だ「衰え」を見せませんね。普段、何でも「ビジネスライク」に割り切るアメリカだって、譲れない線は譲れないんです。今回の様に、あからさまに「ナメ切った」態度に出られると?アメリカ人のプライドから、問題がビジネスを超えた「領域」になってしまうのでしょうね。そうなると最後は「ナショナリズム」や「国益論」で「まとまる」ところが、アメリカの「良識?」なのだと思います。中国は、そこを甘く見すぎていると思います。