国営イタリア放送などによると、イタリア中部トスカーナ州ビアレッジョの駅近くで29日午後11時50分(日本時間30日午前6時50分)ごろ、液化石油ガスを積載した貨物列車が脱線し、うち2両が爆発、周辺民家の住民ら少なくとも10人が死亡し、約50人がけがをした。うち35人は重傷。
ガスに引火したとみられる爆発で民家など計5棟が倒壊、周辺地域に広く延焼した。AP通信によると、ビル1棟も倒壊。駐車中の車も燃えたほか、スクーターで線路近くを走っていた人も犠牲になった。倒壊した建物から子供3人が救出されたが、さらに犠牲者が増える可能性もある。
列車は制限速度内の時速約90キロで走行。目撃者によると、走行中に列車から煙や火花が出ていたという。列車のブレーキに何らかの問題があったとの情報もある。列車の運転士ら2人は負傷したが、命に別条はない。2人は脱線の直前に列車に衝撃があったと証言した。 【日本経済新聞社 NIKKEI NET 2009.06/30.15:24】
先週の24日に起きたアメリカ、ワシントンDCの地下鉄列車追突事故を皮切りに、29日には中国の湖南省で列車追突事故が発生。この事故には、前国家主席の江沢民氏夫妻も巻き込まれている可能性があるといわれている。。
そして時を同じくし、29日のイタリアでは、記事の通り、液化石油ガスを積載した貨物列車が、脱線、爆発炎上した。一体全体、これはどういうことなのか・・・
昔から「二度あることは三度ある」の例え通り、更なる事故が心配されていたが、案の定、またしても起きてしまった。6月は、これで3度目である。。
今年は列車事故ばかりではない。航空機事故も相次いで起きている。口火を切ったのは、やはりアメリカで、今年の1月16日、USエアウェイズ機が凍てつくハドソン川に緊急着陸。鳥の吸い込みが原因という。。
2月には英ブリティッシュ・エアウェイズ機が、ロンドン空港で着陸を失敗している。同じく同月、アメリカのコンチネンタル航空のボンバルディア社製旅客機が民家に墜落。このボンバルディア社の旅客機は日本でも、しょっちゅう不具合を起こしていて有名。まったく何とかならんものだろうか。。
そして同じく2月。 今度はトルコ航空機が、オランダのアムステルダム国際空港で着陸に失敗、墜落 した。かくして、この月も3度の墜落と相成った。。
続く3月。今度は日本の成田空港で、アメリカFDX社の貨物機が着陸に失敗し、横転炎上した。。
そればかりではない。今年は世界で海難事故も頻繁に起きている。陸・海・空とも、皆、可笑しい。原因については、皆一様ではないながらも、結果で見れば同じである。。
昨年のリーマンショック以降、世界経済が急速に縮小している中で続く、こうした大事故・・・もう「泣きっ面にハチ」どころの騒ぎではない。。
それでなくても、今年は新型インフルエンザが大流行し、ついこの間、WHOは満を持して「フェーズ6」を宣言したばかり。悲観的になり過ぎてはならないが、この流れは、どうも可笑しい。。
こういう年は警戒して警戒し過ぎることはない。う~むである。。。\_(-_- 彡