griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

深刻度を深める米自動車産業。。。

米自動車業界の深刻な不振を示した3日発表の米新車販売は、特に米ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの苦境を印象づけた。両社は1月、政府支援を得て大規模な販売キャンペーンを展開したが、販売台数の減少幅は5割前後と昨年末より拡大。1月の生産実績はともに前年の2割程度まで減ったもようで、しわ寄せは調達、生産など企業活動全般に及ぶ。GMは3日、追加の人員削減策を発表するなど、再建計画の練り直しを迫られている。
 1月の新車販売台数が昨年後半以上に減少した一因は、レンタカーやタクシー会社など大口顧客向けの「フリート販売」の落ち込みだ。新車販売全体の2割程度を占めるが、景気悪化に伴う大口顧客の買い控えなどから「1月は前年同月から7割近く減った」(フォード・モーター幹部)という。
日本経済新聞社 NIKKEI NET 2009.02/04 16:00】

う~む。何処まで支援を続けるべきか?・・ここはアメリカ政府ならずとも悩むとこに違いない。。

ただ?既に発表されている両社のリストラ計画を見ても、日本の国内メーカーなどと比べると?・・凡そやる気が有るのかどうかも疑わしく感じられるものばかりである。。

おそらくは、依然、UAWが激しい抵抗を続けているからに違いない。しかしここを何とか突破せぬことには?・・今後、アメリカ政府が、どれほど資金支援を続けても?砂に水を掛けるが如きに等しい。。

今後、UAWと、きっぱり手を切れるのか?・・或いは、仮に切れなくとも、思い切った合理化の「フリーハンド」を経営側が握れるのか・・そこが運命の分かれ道である。。

ただ?報道により漏れ伝え聞く範囲では?・・事態は深刻で相当に難しい印象を受ける。となると?・・今後、何処で見切りをつけるべきか?という事態も考えられ、オバマ政権の「判断能力」を試す最初の「リトマス試験紙」と見た。。

まっ、その結果、どうしてもUAWと手を切れないと分かれば?・・アメリカ政府は最後の手段に訴えるしかなくなる。即ち、両社への資金支援を止めて「自然破綻」させるのである。そうする事により、一端は「債権団体」へ落とし込み、半強制的にUAWと手を切らせる道を選ぶしかない。私的には、むしろその方が再生への期待が増すように感じられるのだが・・・

ただ?・・そうなれば裾野の広い自動車産業である。当然ながら、アメリカ経済への激しい反動も?・・リスクとして予想されて来る。従って、実施に当たっては、その後における経済への「ダメージ」が?どれ程のものになるのか?・・予め十分な「シュミレーション」が必要となる。その上で、事前なる十分な準備を進め、「万全の体制」を以って行動を起こす必要がある。。

ただ?・・オバマ大統領が、どちらを選ぶにしろ、行く手が「茨の道」に代わりはない。それは間違いない。今後、米自動車業界が、どこまで「自浄努力」を示してくるか分からないが、私なら?・・そちらに望みを賭けてみたいと思う。。。\_(-_- 彡