griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ライオンが倒れる。。

【ニューヨーク共同】「007」シリーズや「ロッキー」などで知られる米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)は30日までに、再建計画を債権者が了承したと発表した。米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を近く申請する。
最近はヒット作に恵まれず、業績悪化に歯止めがかからなかった。ハリウッドの黄金時代を築いたMGMは今後、新興の映画会社と組んで早期再建を目指す。
今回の措置は事前調整型の法的整理で、米メディアによると、債務の株式化によって約40億ドル(約3200億円)の負債額を大幅に削減する。
投資ファンドソニーなどが2005年にMGMを買収。ソニーはMGMに20%を出資しているが、すでに損失処理を終えている。
MGMは4千本を超える映画やテレビ番組を保有している。ソニーがMGMを買収した05年当時は次世代DVDの規格競争が厳しさを増していた。ソニーが推進していた「ブルーレイディスク」が勝ち残ったのは、優良ソフトを持つMGMをはじめとする映画会社のブルーレイ支持が大きな役割を果たしたとされる。
 東京新聞 TOKYO WEB 2010年10月31日 00時51分

MGMっていったらパラマウントや、20世紀フォックスなどと並び、アメリカを代表する映画会社。。

そのオープニングは、ライオンの雄たけびで知られる。苦しい経営とは伝えられていたが・・・(v_v)

個人的な感想になるが、MGMに限らず最近のアメリカ映画はマンネリ化が進んでいると感じられる。新たに出てくる作品も、ヒットした映画の続編、続編で食いつないでいるものが多く、ここらにも衰退感が否めない。。

加えて、CG化傾向が進み、実写による斬新な映画も出ていない。。

それを受けてか、日本では、比較的「邦画」が元気を取り戻しつつあるとされる。。

どの程度元気なのかは知らないが、兎も角も、一時のどん底を脱却し、再び人気を盛り返す傾向にあるという。。

それには、洋画に大作がないのも・・・追い風になっているところだが・・・

大ヒットした「アバター」じゃないが、映画の描写に益々CG化が進もうとしている中で、実写の持つ表現力に期待するファンも確実に多いハズなのだが、残念ながら、今の流れは逆になりつつある。。

役者側も、おそらく忸怩たる思い?というか、悔しい思いをされてることだろう・・・とは思う。。

ちなみに、今年、アカデミー賞の作品賞に選ばれたのがキャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」だった。ご記憶の方も多いと思う。当時の記事によれば、女性初の監督賞も受賞し、6部門を制覇・・・とある。。

有力視されていた「アバター」が選考で負けたのは、CGはCG・・「映画はあくまでも実写でなくっちゃ」・・・という配給側と役者によるプライドと受け取らせて頂いた。。

まぁ。時代がドンドン変わっていく中で、見る側の好奇心、高まる期待にどう応えていくかは、制作側にとっても容易なことじゃないと分かるが、ゲームの世界じゃないんだから・・・せめて映画ぐらいは実写で・・・というのがアナログ世代のワタクスの感想である。。

いずれにせよ。MGAが、かかる困難を乗り越えて、再び大きな雄たけびで応えてくれることを・・・一ファンとして願うのみである。。。\_(-_- 彡