griffin avenue’s blog

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歓迎します。ブッシュ政権に依る「インドとの政治的・軍事的連携強化」

ブッシュ米政権が2期目に入ってインドとの政治的・軍事的連携を強化している。軍備拡大を進める中国をけん制する狙いがあるほか、世界の2大民主主義国家が連携することで「自由と民主主義の拡大」という外交理念を推し進める戦略もにじむ。18日の米印首脳会談で「世界の中の米印関係」構築を印象付ける考えだ。
(毎日新聞社:2005年07月03日)

インドとアメリカが軍事提携を強化しているという。
私としては大歓迎である。アメリカと「血の盟友」と言われるイギリスもインドとは歴史的に深い関係にある。加えてインドと並び核保有国であり、且つインドと敵対関係と目される隣接「パキスタン」とも、アメリカはアフガン攻撃の際も戦闘機の飛行ルートや前線基地提供などで「良好?な関係」を構築している。

中国が拡大する経済力を背景に、軍事的にも超大国への道を歩もうとしている事が明白になって来た現在。アジアに於ける軍事的パワーバランスに加え、世界の軍事バランスの為にも、中国を牽制する強力な軍事カードの「インド」及び「パキスタン」の存在は極めて重要といえる。

中国は「歴史問題」で日本を押さえつけ、究極的には日本をテコにアメリカへの牽制を図ろうとする世界戦略を企てている様に思う。経済面では資本主義化していても本質は共産主義を維持している中国である。中国としては同じ共産主義の「北朝鮮」が核配備に向かおうとしていても、アメリカ(日本)やインド、パキスタンを牽制する「逆軍事カード」として使えるかも?と、内心「容認」する気でいるのかもしれない。何考えているのか分からない?油断のならない中国である。警戒し過ぎる事はない。
(でも、そんな事をしたら「長い目」で見て自国の隣に危険な火薬庫を置く事になるのだが。。。)

そんな中国に対し、今後日本はアメリカと共にインド、パキスタン、ロシアと『八方除け?』の「お札?」を張り巡らしたほうが良いと思います。(^-^)

インドは世界四大文明の中国「黄河文明」と並び、チグリス・ユーフラテス川の流域に栄えた誇り高き「インダス文明」発祥のお国柄である。最近では「IT大国」への道を突き進むインド。中国には格好の好敵手である。
今後は現在冷え込んでいるアメリカ・ロシアが関係を修復してさえくれれば、『中国』は、もう『袋のネズミ』も同然である。「日露外交」も常に「中露分断」を念頭に、諸問題を考える「思考回路」で臨んで頂けますよう希望いたします。