griffin avenue’s blog

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池本寿美子裁判長の見事な裁きに喝采を送る。。

宇都宮市で1月、別居中の妻を包丁で殺害したとして殺人罪と銃刀法違反罪などに問われた運転手、金子隆司被告(47)の判決公判が9日、宇都宮地裁で開かれた。池本寿美子裁判長は「犯行は悪質で検察の求刑は軽い」として、懲役16年の求刑を上回る懲役17年の実刑判決を言い渡した。
 判決によると、金子被告は、妻の未来子さん=当時(32)=が息子に会わせてくれなかったことに腹を立て、1月21日午後0時15分ごろ、未来子さんの実家の窓を割って侵入。未来子さんを包丁で刺して殺害した。
 弁護側は「被告は犯行当時、心神喪失状態だった」と殺人罪については無罪を主張し、地裁に精神鑑定の実施を求めたが、却下された。【MSN産経新聞ニュース 2008.12.9 12:23】

このところ、日本の司法が信じられなくなる時が間々あるが、今回、記事のような立派な裁判官もおられるのを知って、久方ぶりに心がスカッとさせられた。大変嬉しく思います。。

それに引き換え、この弁護人、いかに仕事柄とはいえ「被告は犯行当時、心神喪失状態だった」とは?・・いくらなんでも、あんまりの言い方ではないか?・・公正な裁き求めてやまない市民の願いを、土足で踏みつけるような内容であり落胆させられる。もう少し考えて頂けないものか。。

取り分け殺し方が残虐である場合などは?・・市民目線から見れば?かねてより、こういう判断があって然るべきものと考えていたが、事実その通りに決断されたこの裁判官は素晴らしいの一語に尽きる。。

「この国の正義はまだまだ生きている」と信じるにたる見事な裁きであった。私は、この素晴らしき裁判官に心からエールを贈りたい。どうか何時までも、ご壮健で頑張って頂きたい!。。。