griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

急がれる刑法改正。。。

昨年6月、大阪市城東区で当時14歳の少女に暴行したとして強姦(ごうかん)罪に問われた無職の男性(25)に大阪地裁は27日、無罪(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。 判決理由で横田信之裁判長は「男性は少女が同意していたと思っており、暴行したとの意識がなかった。少女に覆いかぶさるなどしたが、抵抗を抑圧したとまでは言えない」と強姦罪は成立しないと判断した。 また、公判で自白調書が「任意性を欠く」として証拠採用を却下されており、横田裁判長は「取り調べた警察官が反省させる意味で供述を強めに取った」と指摘した。 男性は昨年6月、前日に知り合った少女とドライブをした後に車内で暴行したとして、同年7月に強姦容疑で逮捕され、その後起訴された。【ZAKZAK 2008/06/28】

日本が急速に可笑しくなり始めている。その最たるものが、本来は「正義の番人」として機能すべきハズの司法が、変革する時代について行けず、今や機能不全にまで陥っていることにある。連日のニュースに見られる凶悪犯人への無罪判決に、今や「憤懣やるかたない」国民も少なくないと考える。まさに憂慮すべき事態になって来た。。

ズバリ!それを許しているのは、正義感の足りない弁護士や裁判官である。そして時代にそぐわない刑法と知りつつも、「改正」に消極姿勢を続けてきた政治家にも重い責任がある。。

少なくとも、かっての小泉・竹中ペアの時は、「聖域なき構造改革」という高い志を掲げ、時代にそぐわない旧制度や法律の改正と果敢に戦って来た。しかしその後に生じた「ねじれ状態」により、改革のスピードは大幅にダウンとなり、現政権では、改革は遅々として進まない状態になっている。。

しかしその間にも、時の遷りは「待ったなし」であり、改革の停滞による歪が、今や徐々に広がっていることは周知の事として否めない。昔から「郷に入れば郷に従い」の例えもあるが、その時々にあった制度や法律に改めるのは、本来は当然のことなのである。。

年金問題も確かに大事だが、国民の「安心安全」も同じように大切なものである。それが等閑にされることは決して有ってはならぬものだ。善良なる国民の生命財産を守るのは、政治家や法律家に課せられた重要な務めと認識されたい。。

どうか。日本を「犯罪者天国」などにしてはいけないとの確固たる自覚に立ち、一刻も早く『刑法改正』に着手して頂きたい。改むることに憚るようではいけない。。。