griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

列車の乗り降りマナーに思う。。。

警視庁三田署は8日、電車内で乗客にけがをさせたとして、傷害の現行犯で中日新聞東京本社(東京新聞)の広告局整理部員小泉俊治容疑者(30)を逮捕した。 調べでは、小泉容疑者は8日午前9時ごろ、JR新橋駅で、京浜東北線の混雑した車両から降りられず、ドア近くに立っていた会社員の男性(28)とトラブルになり、走行中の車内で男性に頭突きやひざげりなどをして顔などに軽傷を負わせた疑い。 2人は田町駅で降車し、駅員の110番で駆けつけた同署員が小泉容疑者を逮捕した。 東京新聞広告局は「遺憾に思う。厳正に対処したい」とするコメントを発表した。【2008年5月8日22時12分 スポーツ報知】

電車の乗り降りのマナーの悪さは中国ほどではないが、日本でも列車が駅に到着し、ドアが開くや否や、降りる人に先んじて、乗り込もうとする自分勝手が、未だに少なくない(エレベーターでも良く見かける)。。

そうかと思えば、満員電車などで、ドア付近に立つ者は、駅に着いたら、降りる人の為に、一端ホームに降りて場所を譲るのが基本マナーなのだが、現実には、これを守らないヤツが意外に多く、かくして記事のようなトラブルに発展してしまうという訳である。特に若いヤツに多く、性別的には女性に多い。。

図々しいのか?無神経なのか?ノータリンなのか?・・兎も角も、一端、ドア付近に陣取ったら、テコでも動こうとしない「アホンダラ」が世の中には確かに存在する。。

急いで降りたいにも拘わらず、前に進めない時、注意してどかせようとして、逆に文句垂れられたら?・・大概の人は頭に血が上るだろう。といって?直ぐ暴力を振う姿勢も問題ありなのだが、さりとて、口で言っても分からない?厚かましい人種(モンスター)を相手にするには、その位の制裁を課したくなる気持ちは、市民感覚としても十分理解できる範囲だ。。

世の中のトラブルで、暴力沙汰や、更にエキサイトして殺傷事件に発展してしまうケースは、兎角、暴力を振るった側に責めを問いたがる傾向に有るが、そこに至るには、至るなりの理由がある訳で、あくまでも「ケンカは両成敗」が基本である。。

私も様々なトラブルニュースを見ながら何時も感ずることは、一般に加害者側の主張は軽視され易いということ。だが事件の起きた内容を見ると?・・暴力に訴えねばならなかった相手の酷い態度にも?大いに問題を感ずる事がしばしばある。。

中でも、歴史的に忘れられない事件が、元禄十四年(1701)三月十四日、江戸城本丸の松之廊下(まつのろうか)に於いて起きた、赤穂藩主「浅野内匠頭」による高家筆頭「吉良上野介」に対し及んだ刃傷事件である。。

これだって?刃傷に及ぶには、及ぶなりの、そこに至る様々な経過があったわけで、時の将軍が、そこを一切忖度せず、一方的すぎる裁きを言い渡したものだから?・・結果として、あのような仇討ち事件に発展するのである。。

人間だから時には激高も起りうる。取り分け相手が、感情の琴線に触れるようなことまで言って来るとなると?・・無理からぬという気にもなる。。

よく?口から生まれたんじゃないかと思うようなヤツがいて、口の達者を武器に、口から出放題に好き勝手なことを言うヤツがいるが、言葉の暴力も、実効的な暴力と同じように、罪深いモノなのである。いくら口が達者だからといって?相手の感情を無視した表現を取れば?後々のトラブルになることは十分あり得ることである。(マスコミの姿勢にも見られるが・・)。

裁判では、そうした個々の過失相殺も十分配慮あって然るべきものと感ずる。そういう流れが定着しないと?モンスターたちを減らすことは難しいように思う。まっ。今回の事件が、それに該当するような流れで有ったのかどうかは定かではないが、私は基本的に何時も、そういうモノの見方をするようにしている。。。