griffin avenue’s blog

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推定無罪?・・・

冷凍食品への信頼を失墜させた中国製冷凍ギョーザの中毒事件。原産地表示や検査体制強化など、輸入食品の安全性を確保する対策が動き出しているが、肝心の事件の真相は解明されないままだ。殺虫剤混入の経緯を巡って日中警察当局は対立し、次回会合の予定も決まらないなど捜査は足踏み状態が続く。事件発覚から3カ月あまり、「原因が分からなければ不安になるばかり」という消費者の不信は容易には解けない。
日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新:2008/05/2 07:00】

ある程度、事前に予想された事では有ったが、この種の事件の場合、ここまで時間が経つと?限りなく立証は難しくなる。。

今回は日中という国境をクロスオーバーした事件だったが、この結果は捜査当局と政府の「及び腰」が招いた結果である。。

特に、日本は直接の被害者を出した当事国でありながら、供給国に対して、まるで腫れ物に触るような?・・弱腰姿勢で臨んでいた。そもそも、それが過ちなのである。。

当時のマスコミも、この件では、騒ぐだけ騒いで引っ掻き回したものの、政府を後押しする姿勢を何ら見せなかった。その意味では、マスコミにも問題は大ありである。。

結局、それぞれが「友好ムード」に水を注すことを避けようと過剰反応するあまり、「手ぬるい」捜査になった事は否めず、残念ながら?今となっては限りなく「推定無罪」である。。

本来、捜査当局は、ホリエモン逮捕の時に見せた、例の強引な「やり方」で臨んだら良いと思うが、今回は気分が乗らなかったようだ。ご都合主義もいいとこである。。

まっ。それは兎も角も、日本は被害者側である。向こうがノラリ・クラリとしているなら?・・こちらで白黒を立証すべきである。だが?そうする気配さえない。。

つまり日本の捜査は?・・弱いものには強く出て?・・強き相手や?長いものになると?・・途端にコロッと寝転ぶ傾向があるが、今回もまた、それを露骨に見せ付けてくれた感がある。国民としては、やるせない思いが拭えない。。。