2000年シドニー五輪柔道の金メダリストで、北京五輪の代表を逃した井上康生(29)が2日、所属する東京都港区の綜合警備保障本社で記者会見し、「大きな目標だった五輪がなくなり、辞めようと決意した。わが柔道人生に悔いはなしという気持ちです」と引退を表明した。 約150人の報道陣が集まったなか穏やかな表情で会見に臨んだ。5歳から始まった柔道人生を「攻めて一本を取りにいく柔道を貫き通せた」と振り返った。今後は指導者を目指して2年間の英国留学を計画し「強さだけでなく、人間的にも愛される柔道家を育てたい」と目標を語った。6月の全日本実業団体対抗大会には出場し、これが現役最後の試合となる。 井上は1996年、17歳で全日本選手権に初出場し、シドニーでは100キロ級で金メダルを獲得。01年から全日本選手権を3連覇。世界選手権も1999年から3連覇し、日本柔道界のエースとして活躍した。【2008年5月2日11時32分 スポーツ報知】
かっこエエなぁ。・・私も康生君じゃないが、一度でいいから、こういうセリフを言ってみたい。。「わが放蕩人生に悔いはなし」・・・
「強さだけでなく、人間的にも愛される柔道家を育てたい」と目標を語った・・・・くぅ~~ぅ。しびれますねぇ。確かに、気持ちでは分かっていても、なかなか言葉には出せぬもの。。
私らが言うと臭すぎる言葉も、彼が言うと素直に頷けるのは、彼の功績を誰もが認めているからに他ならない。。
女が出来ると男も変わる。俗説ながら、康生君も、その例外ではなかったということか。頑張ってほしい。。。