griffin avenue’s blog

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携帯電話の不具合が多すぎる。。。

ソフトバンクモバイルは27日、2月に発売した携帯電話機「822P」(パナソニックモバイルコミュニケーションズ製)で電源を一度切ると再び入れることができない障害が発生したとして、販売を一時中止した。 電池を制御するソフトウエアの不具合が原因という。 すでに約1万6000台を販売しており、利用者には販売店で無償修理に応じる。 問い合わせ先は同社お客さまセンター(TEL0088・21・2000)。
【2008年3月27日19時36分 読売新聞】

携帯電話の初期不良は、記事のソフトバンクに限らず、どうも携帯電話全般に言えそうなのだが、どうやら?販売までのスケジュールがタイト過ぎて、「ソフト開発」が間に合わない事情が背景に有るらしい。少し前だったか?某テレビ局が、携帯電話の「ソフト開発」の舞台裏をドキュしていたが、開発の舞台裏は相当に熾烈のようであった。。

番組によれば?こうした初期不良は、本来、事前点検が十分になされるべきところ、慢性的な開発スタッフの不足も手伝って、十分な検証が出来ていない現状が伺える。更には、携わる開発スタッフは、日夜、過酷な労働時間を強いられ「過労死」や「心の病」も心配されているという。それを見た上で当記事を見ると?こうした「初期不良」も?あながち無理からぬものと見えてしまう。。

そう考えた時。品格の感じられない電話会社からは、今後はメーカーも積極的に降りた方が良さそうに感じられる。事実その流れは、既に始まっていて、先月だったか?三菱が携帯電話事業から撤退を表明したし、続いてソニーも、先ごろ、対DoCoMoに関しては縮小の方向を示している。サンヨーなどは昨年から事業そのものを京セラに譲渡を模索している。。

どうも携帯電話は日本独自の高規格化で進んで来た背景があるらしく、諸外国と共通化メリットが薄らいでいるとされ、国内マーケットが、一段と成熟し、タイトに向かう中では、メーカーからすれば?今までのような高額投資を続ける魅力が、もはや無くなって来た背景があると見られる。。

それ故に、これからの時代は、メーカーも組む相手を、しっかりと吟味すべき時に来たと言えそうだ。儲かんないものを、何時までも無理してまで作り続ける必要はないし、第一それでは株主への説明がつかなくなる。今後、メーカーは「品格」ある会社を吟味した上で、慎重に組むべきである。。

実は私も、先月、発売直後の某メーカー製に機種変更したのだが、購入後、1ヵ月以内に、既に、ソフト系の初期不良通知を2回受け取り、急遽、ダウンロードにて更新を済ませた。現在、私の携帯に不具合は感じられないが、こうした安直な姿勢には?何となく疑問を感じないわけではない。。

多分これには、電話会社が予定している新製品の量が多すぎるんだと思う。(そこには販社の事情も有るのだろうが・・) 拡大路線を取って来たこれまでは兎も角も、マーケットが十分に成熟している今の状況を考えれば?引き続き同じようなスケジュールで製品を出す意味が感じられない。もっと新機種の投入を絞って、その分「地に足をつけた」開発に立ち戻るべきではないのかと?・・実際、不具合通知を受け取ったユーザーの偽らざる感想である。。。(ーー;)