町村信孝官房長官は24日午前の記者会見で、台湾総統選で国民党の馬英九氏が当選したことについて「台湾海峡の問題を平和裏での話し合いで解決をしてもらいたいという日本政府の主張に合致する。そういう意味で期待している」と指摘した。総統就任前に日本訪問を検討していることには「話があった段階でよく政府としては考えることになる」と述べるにとどめた。【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新：2008/03/24 13:40】
まずは、馬さんのご当選を心からお祝い申し上げます。。
それにしても？台湾人は大陸の中国人より遥かに親近感を抱かせる。率直に言って私が感じているイメージでは、台湾の方々の方が、大陸の方々より何千倍も人間が出来ている印象がある。民族は一緒ながら、育ちの違いにより、こうも人格に開きがでるとは？・・まさに驚き入ってしまう。。
本来なら？親しく国交を保ってきた台湾を見放して中国に擦り寄った日本は、如何に国益の為であったとはいえ？・・日和見なる姿勢に気恥ずかしさを拭えない。それを思えば？台湾の人たちは実に偉い！・・私は何時もそう思っている。。
昨年の５月１１日の私のブログの中で、台南の郊外に日本海軍のゼロ戦パイロットだった『杉浦茂峰少尉』を祭る廟があって、そこの村人たちにより、今日まで大切に守られているというニュースを載せたが、改めて申すまでもなく台湾の人たちは実に実直である。。
町村長官の、今の立場も分からないではないが？・・いつも奥歯に何かモノが挟まったような？・・煮え切らないというか？・・何かすっきりしないモノの言い方には、聞いている者にイライラさせるものがある。。
町村さんは今の立場に就く以前も？・・似たような態度でいたから？・・おそらくは、これがこの人の素なんだと思われる。だとしたら「総理候補」などとは？おこがまし過ぎる。もっと自分の言葉で語れないようではダメだ。もっと小泉さんを見習ったらいい。。
遠慮が過ぎるのか？日和見なのか？・・それとも単に「長いものには巻かれろ」主義なのか？・・如何にも官僚的な、常に当たり障りのない？・・どっちつかず的な事しか言わないイメージが私の頭にはこびり付いている。キツイ言い方をすると？典型的な「顔の見えない日本人」である。。
本件の台湾に付いてもそうである。一見、５月の胡錦涛来日に影響しないようにと慎重に言葉を選んでいる風にも見えるが、度が過ぎていて見ているものに情けなく見えてしまうのが悔しい。何とかならんものか？・・・ウ～ムである。。
