griffin avenue’s blog

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岩手の強盗殺人事件の控訴審で?いきなり供述を翻す。。。

岩手県洋野町で2006年7月、会社員上野紀子さん=当時(52)=と二女友紀さん=同(24)=が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われ、一審で死刑判決を受けた塗装業若林一行被告(31)の控訴審第1回公判が17日、仙台高裁(木村烈裁判長)であった。弁護側は一審で認めていた殺害を一転して否認、無罪を主張した。 弁護側は、被告が産業廃棄物の不法投棄グループに属し、事件当日は「山中に廃棄物を捨てに行っていた」と主張した。 「殺害したのはグループの誰かの可能性がある」とし、供述を翻したことについては「グループが家族に危害を加えるのを恐れていた」と述べた。  【時事通信 JIJI PRESS 2008/03/17-13:39 】

昨年の6月。山口県光市の母子殺人事件で、最高裁は高裁に対し裁判の差し戻しを命じました。そして満を持して始まった高裁による差し戻し裁判で、死刑反対をもくろむ弁護士らが21人もの大弁護団を結成し、これに望んでいます。それらに導かれるように、被告は、これまでの一審二審の供述を180度覆す新たなる供述を始め、裁判官や市民を驚かせました。。

岩手の事件も、記事を読みながら、山口の事件と妙に重なる部分が感じられ、ちょっと嫌な印象を受けました。兎も角も、一審で素直に供述した被告が、死刑判決をきいて、二審に入るや否や?いきなりケツを捲くったという印象が強く、到底納得できない気持ちです。。

おそらく、ダメもとを覚悟するなかで?「大勝負」に出たものと思われます。弁護士は被告の利益になるよう最善を尽くすのが職務です。それは理解してますが、その為には「何をしても良いのだ」という態度は納得が行きません。。

今回も、被告と弁護士の間で、どの様な「やり取り」がなされたのかは分かりませんが、兎も角も、被告が、一転して、真逆の供述を始めるからには?・・それ相応の「やり取り」が前提に有ったからだ?と考えるのが無理のないところです。。

ちなみに弁護士のことを「三百代言」などと悪くいう人がいます。でも実際こういう事が、しばしば起るようになると?私としても、あながち否定する気にはなれませんね。。\_(-_- 彡