griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

母性を忘れた母親。。。

北海道苫小牧市の自宅に長男(5)と三男=当時(1)=を1カ月以上置き去りにし、三男を餓死させたとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職山崎愛美被告(21)の判決公判が17日、札幌地裁室蘭支部で開かれ、杉浦正樹裁判長は懲役15年(求刑懲役20年)を言い渡した。 判決理由で杉浦裁判長は「子どもたちに直接手をかける代わりに置き去りにした犯行は、非情で残酷だ」と述べた。 検察側は論告で「自分の都合を優先し、子どもを置き去りにした犯行は身勝手で冷酷」と指摘。弁護側は「背景には被告の不幸な生い立ちや経済的困窮があった」と情状酌量を求めていた。 論告によると、山崎被告は昨年10月30日から12月4日にかけ、自宅に長男と三男青空ちゃんを置き去りにして青空ちゃんを餓死させ、段ボールに入れた遺体を当時交際していた男性宅の物置に放置した。 長男は生のコメや冷蔵庫のマヨネーズ、ケチャップなどを食べて生き延びていた。
【2007/12/17 11:18 共同通信

先日も我が子を「氷漬け」にした事件が有ったばかりだが、今回は、昨年、北海道の苫小牧で起きた「幼児置き去りで餓死させた」事件の判決が札幌地裁室蘭支部であり、被告「山崎愛美」に懲役15年(求刑懲役20年)が言い渡された。。。

事件は、幼い子供を置き去りにして、1ヶ月も「すっぽらかしておく」という酷い事件であった。当然にして1歳の子は餓死し、5歳の長男も、飢えを凌ぐために、生ゴミや調味料を漁り辛うじて凌いでいた様子が見える。。。

現在公判中の秋田の事件も、愛人とのセックスにかまけて、子供を「すっぽらかしていた」ことが明らかにされている。なまじ育てる気もないくせに?離婚の場では、単に意地の張り合いから母親が親権を主張することが多く、この部分には違和感も感じさせるものがある。。。

今回、5歳になった長男は、母親が自分らを置き去りに逃げたという事を、本能的ながら感じ取っていたに違いなく、にも拘らず、1ヶ月して母親が帰宅した時、長男は痩せ細った身体で、母親に抱きつきに来たという。。。

子供に取っては、如何に酷い親であろうと、なかろうと?この世で、ただ一人の親には違いなく、ましてや幼い子供に取っては他に頼るすべもない訳で・・・・母親の帰宅に藁をもすがる思いで抱きついてしまったものと思われる。それを思うと?何ともやるせない気持ちにさせられてしまう。。。

公判の中で、被告は、1ヵ月して帰宅した際に、やせ細った身体ですがってきた長男を見て、「何で立ってるの?」と思ったそうである。その冷たさには今更ながら呆れさせられるが、予想外の展開に「もしや?三男の“空”も生きているのでは?」と感じたという。私的には、この辺りに僅かながら、母親としての片鱗が感じられた部分ではある。兎も角も、今回、判決として下された「懲役15年」は、私はほぼ妥当な線と思われた。。。

ちなみに、よく言われる例え話として、バツイチの母親は、前の男との離婚で、憎くしみ合いの末に別れた場合などは、引き取った子供たちが、成長と共に顔や仕草が前夫に似てくると?無意識にも別れた男への「怒り」が湧き上がって来るとも言われる。それが元で虐待への引き金になることも有るといわれている。。。

それ故に、人によっては、そのような親には、親権を切り離して、むしろ公的な支援で「子育て」をした方が良いと主張する人もいるが、私は、その様なことは、親の「育児放棄」を助長するものとして一切反対である。。。

むしろ、その様な「対処療法」ではなく、避妊もせず安易な「子作り」をしたり、怒りに任せて衝動的に離婚をする現在の風潮を?どうすれば是正できるか?むしろ根源的な部分にメスを入れて行く必要を強く感じる。いずれにしても、残された子供に対し、今は「幸多かれ」と祈るしかない。。。(゚.゚)ノ