griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ラス・プーチンの復活を心配させるロシア選挙。。。

2日投開票されたロシア下院選(定数450)は3日午前7時(日本時間同日午後1時)現在の中央選管集計(開票率85・3%)で、プーチン大統領を筆頭候補に擁立した与党「統一ロシア」が63・3%を獲得して圧勝、憲法改正も可能な定数の3分の2、300議席を超える見通しとなった。 これにより、大統領は2008年5月の任期切れ後も影響力をふるう政治基盤を固めたが、プーチン氏の絶大な権威確立には国際社会の懸念も強まりそうだ。 統一ロシアのグルイズロフ党首は2日夜、党本部で記者会見し、「プーチン大統領の路線に対する事実上の信任投票が成立した。大統領は勝利した」と、勝利を宣言した。 プーチン大統領は与党圧勝を受け、退任後をにらんだ体制作りを本格的に進めることになる。 ただ、与党首脳部は、大統領3選などを可能にする憲法改正にはただちに踏み切る考えはないと言明している。12月17日には党大会を開き、08年3月の次期大統領選の公認候補を決める予定で、プーチン大統領による事実上の後継候補指名の場になるとみられる。
【2007年12月3日13時44分 読売新聞】

強いロシアをかかげ、何かと「ゴーマニスム」を感じさせる、このところのロシアだが、今回の選挙結果を受けて、何やら嫌な気配を感じてしまうのは私だけだろうか。。。

選挙の結果。ロシアは憲法改正に必要な議席を確保したもようだ。仮にそれが事実とすれば?大統領の多選が可能とする改正に踏み切ることも出来る。それは取りも直さず、プーチンの再登板に道を開くことを意味する。。。

プーチンの再登板が、直ちに危険になるとは決して思わないが、メディア弾圧や反対派議員の押さえ込みなど、これまでにも数々の危険な兆候は見え隠れして来ただけに油断は禁物だ。しかも?それらが全て復活への布石だったとしたら?容易ならざるものを感じさせる。。。

私は「プーちゃん」がキライではないが、就任当初から、例の猜疑心の強そうな?(KGB仕込みの)あの上目遣いが何とも気になっている。それでなくとも?豊富な地下資源を背景に、このところ強気一本やりの姿勢が目立つロシアだけに、調子こいて暴走を始めなければよいがと?若干の気掛かりは残る。。。

決してケンカ腰になってはいけないが、日本も紛争を避ける意味でも、イザという時の抑止力を保持せざるを得ない時期が来るかも知れないという思いはある。とはいえ?ロシアは資源大国でもあり、隣国の日本としては、早く北方四島を返して頂き、それをテコに、更なる友好を深めて行きたいものだ。。。(゚.゚)ノ