griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

「ちゃん」付けは、幾つまでなら許されるのか?

山梨大(甲府市)は30日までに、女子学生を「ちゃん」付けで呼び不快に感じさせたのはパワーハラスメントパワハラ)に当たるとして、同大大学院医学工学総合研究部の50代の男性教授を減給1万704円(1回)の懲戒処分にした。
 同大によると、教授は昨年の9月から11月にかけ、指導する研究室に所属していた女子学生に対し、名前に「ちゃん」を付けて呼ぶなどしたため、学生が不快に感じていたという。
 女子学生から相談を受けた大学側が教授らから話を聴き「地位を利用した嫌がらせ」と判断した。教授もパワハラだったと認めているという。 山梨大は「今後はこのようなことがないよう、啓発活動に努めたい」としている。
【2007年11月30日12時52分 スポーツ報知】

幾つになっても親愛の情を込めての「ちゃん」付けをする事は珍しくない。事実、「ちゃん」付けは高齢者間でも行なわれている。言葉の性格上、目上に使用するのは注意を要するが、同世代や年下に対して、「ちゃん」付けを行なうことは、コミニュケーション上も何ら差し支えのないものと考える。。。

むしろ積極的に使うことによって、両者の距離感も変わって来ようと言うもの。それ故「コミニュケーション」の向上には有効に働く可能性が高い。そんな良き日本の美風を、「ダメ」の一言で一蹴してしまうのは?はたして如何なものだろうか?記事を見ながら、私的には少々キツく感じられた。。。

確かに日本の「パワハラ意識」は世界の中でも甘いとされているのは事実である。といって、ここまでハードルを下げるのは?いくらなんでも下げ過ぎである。まったく極端である。。てゆ~かぁ?私的には「そんな事で本当に良いのか日本?」って問い掛けたくなってしまう。。。(゚.゚)ノ

ちなみに、現在ヒット中とされる映画「続・三丁目の夕日」も、現代社会の中で、失われつつある昭和への「ノスタルジック」な想いに共感しているからではないか。その意味で、日本を、ここまで成長させてきた昭和の良き文化・良き伝統の否定ともとれる今回の決定は、とても危惧を感じさせられる。。。

今回、大学という局所的な範囲とはいえ、山梨大は、もう少し熟慮の上に判断されても良かったのではなかろうか?私的には些か拙速過ぎた判断のように感じられた。。。(~ヘ~;)