講義は、10月に始まった山田教授の授業「忍者・忍術学」(全15回)の一コマで行われた。
川上さんは「忍術修行の経験談」と題し、6歳頃に先代宗家と出会い、18歳で宗家を引き継ぎ、会社員をしながら約30年間修行を続けたことなどを説明。先代から、音を立てない歩き方や排せつを我慢する訓練を受け、薬草を使った薬の調合などを学んだことを紹介した。
川上さんは、忍術を「自衛のための総合的な生存技術」と定義し、「現代にも活用できる忍術をまとめ、耐え忍ぶ精神を持つ忍者を、日本文化の一つとして国内外にアピールしていきたい」と語った。
静岡県出身の1年生の男子学生(20)は、「1か月の断食など衝撃的な話が聞けた。三重ならではの授業だと思った」と話していた。 (2013年12月6日17時53分 読売新聞)
忍者の修行が半端じゃないのは想像に難くないところながら、・・・・これ程までとは・・・・恐れ入る。。(+_+。)
私の妄想を爆発させれば、「おもらし厳禁」というのは、おそらく男性忍者のみならず、女性の「くのいち」にしても同様の修行だったと思われ、当時の小頭辺りが、排せつを我慢する顔を見つめながら、偉そうに、「我慢しろ!」などと言っている様子が目に浮かぶ・・・・
私が傍にいたら、「コンチクショウ」、と怒ってるかもしれない。。
とまぁ、そんな風に思った訳だが、・・・・
忍者というと?どうしても「手裏剣」とか「忍術」など、派手な仕草に目が行きがちなだけに、そこに至る血の滲む厳しい修行に、なかなか想いが至らないのも事実・・・・
最近は忍耐力が欠如して、直ぐに「キレ易い」とされる現代人が増えている中にあって、川上さんの申されるように、忍者の知られざる修行を学ぶことにより、日本人が持つ本来の「我慢強さ」を取り戻す切っ掛けになれば?誠に結構なことと思われた次第・・・・