慶応大学の公認サークル「広告学研究会」の男子学生らが全裸で駅構内を走り回ったとして公然わいせつ容疑で書類送検された事件で１４日、同サークルが運営する「ミス慶応コンテスト」の中止問題が浮上した。有名女子アナなどを多く輩出してきた大学ミスコン界の元祖にして頂点。しかし全裸事件を受け、学内外で「自粛すべき」との声が上がっている。大学側は今後の対応をサークルと協議するとしている。
（2009年10月15日06時02分 スポーツ報知）
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091015-OHT1T00094.htm (全文)
アイタタタ！・・・なにもそこまで？・・・という気がしないでもないが・・・・
というのも？・・判官びいきで屁理屈を並べる訳ではないが、このところ大学の経営側も、自身が資産運用として投資している様々な「金融取引」において、2008年の決算で大幅な「含み損」を出してしまっている。しかも同大は18大中トップというお粗末さにあった。。
まっ、各大学が、似たり寄ったりの経営であるのは承知しているが、といって「みんなで渡れば怖くない」という発想は最高学部として情けない。。
ちなみに慶応大の運用資産の評価損は225億円に達するといわれている。半端ではない額だ。。
この事態を受けて、慶応大の広報は、＞「市場環境の変化で含み損が膨らんだ。長期保有が原則なので、現実の損失にはなっていない」と弁明している。確かに、売っていない以上、損が確定している訳ではないが・・・上がる保証もない訳で・・・・
そうこう考えると・・・今回、男子学生らが「公然わいせつ容疑」で書類送検されたことは、誠に遺憾なことながら、それに対し、経営側が大上段に構えて、事を荒立てるほどの資格を有しているかどうか？・・極めて疑問も残るところ。。
最近は高校野球でも、当事者の不祥事は別としても、関連の場合は出場を制限しない判断が増えている。それだけ世の中の考え方が変わって来ているのだと思う。。
そういう意味で、この場合は、同じサークル内とはいえ、或る意味、別モノともいえる「ミス慶応コンテスト」に対し、連帯責任で中止させるというのは？・・はたして如何なものか？・・という気がしている。。
もう少し温かみのある落とし所はないものか？・・・よく知恵を出して頂きたい。。。＼_(-_- 彡
