和歌山県警御坊署は４日、配達された牛乳やヨーグルトを盗んだとして、窃盗の現行犯で和歌山県御坊市湯川町財部、無職、細川時枝容疑者（６７）を逮捕した。 細川容疑者は一人暮らしで、犬や猫約３０匹を飼っており「ペットのご飯にしたくて盗んだ」と供述しているという。同市内で４月下旬から、牛乳が配達される月、水、金曜日の早朝、家人が取りに行く前に牛乳やヨーグルトがなくなる被害が約３０件続いており、同署は余罪を調べる。 調べでは、細川容疑者は４日午前４時半ごろ、同市内の自営業男性（５７）方へ自転車で現れ、配達されたばかりの牛乳やヨーグルトを盗み、張り込んでいた同署員が取り押さえた。【産経新聞 Sankei Web 2007/05/04 11:35】
今でも有るんだね。この手の「かっぱらい」は昔から有った。それが最近は薄暗い早朝に犬を散歩させている者に多く見られるから始末に悪い。犬の「フン」の処理用に持参している袋に、こっそり畑などから失敬した作物を詰めている不心得者が結構いるのである。しかも？それらには記事の犯人と同じく？比較的年配者に多い。身なりも？それなりの格好をしていて、外見からは？とても「生活に困っている」様子は感じられない。。。
彼らは、人が見ていないと見ると？人の家の生垣や庭に咲く花を、家主に断りなく引き抜いて行ったり？挿し芽用にと？無断で折って帰る者が今でも少なくない。我が家も、そういった彼らには迷惑を被っていて腹立たしきものを感じている。。。
なかには？枝を折っているのを見かけて注意したことに？「この位の事でケチ臭い事を言うな？」などと逆ギレしてくる「バカ」もいる。多分、早朝に散歩なり？ランニングなりしている者の何割かは？程度の差は別にしても？かなり「ドロボウッ気」の有る者が多いものと見られる。。。
兎にも角にも、油断のならない世の中になったものである。記事にある犯人も、取調べに対し「ペットのご飯にしたくて盗んだ」などと体裁を取り繕っているが、「十中八九」は自分が喰うに決まっている。よく外食先などで、自らが食べ残した物を「ペット用」に持ち帰りたいと？店員に持ち帰りの容器を求める姿を見掛けるが？あれも本当は「ペットの為かどうか」は疑わしい。。。
ペットにも依るが？人間と同じ味付けの食物を与えたら、身体に悪いことも多い。「もったいない」精神は尊いが？ペット用などと「ミエ張る」必要はない。美味しいから「家で食べたい」のでと？はっきり言って求めれば良いのである。決して恥ずかしいことではない。。。
それにしても？昔から「動物を可愛がる人に悪い人はいない」などの例えがあったが、最近は、それも当てはまらないらしい。何をさて置き。世の中「人を見たらドロボウと思え」という言葉の方が、今日的には「ぴったり」しているようである。実に困ったモンである。。。。
