世界最高齢でのヨットの単独無寄港世界一周に挑んでいた大阪府阪南市の鹿島郁夫さん（７７）が、オーストラリア南方の海上で悪天候に遭い、腰を打って操船できなくなった。支援者を通じて連絡を受けた第５管区海上保安本部は５日、同国当局に救助を要請した。 ４日夜、船が横倒しになって船内で腰を打ったといい、「下半身がしびれて動けない」と支援者に連絡があった。骨折はしていないという。 現場はタスマニア島の南西約３１５キロ。平均風速約２５メートル、波の高さは約６メートルの大しけで、同国当局は天候の回復を待ち、ヘリで救助に向かう。【毎日新聞 2007年5月5日 14時34分】
何とも困った「お騒がせ」老人である。自分では、どんなに若く感じていても？よる年波は隠せぬもの。多分この方も、これを「冥土の土産」にしたかったのだろうが、年齢から考えれば？成功より失敗する確率の方が遥かに高い。。。
それで無くとも？基本的に、「ヨット」は体力の要るスポーツである。これが複数人での操船ならまだしも？この年での単独操船が如何に無茶な事ぐらいは誰にでも分かる。冒険とは言え？少しは周りの迷惑も考えよう。。。
ちなみに南極に近いエリアは、普段でも巨大波が多いとされる海域である。少なくとも「お年寄り」の手に負える海域ではない。どうかこれに懲りて二度と無茶をせず、今後は「ゲートボール」などの、ソフトなスポーツを楽しんで頂きたいものだ。。。。
