私的にも、今回のJRがとった態度を肯定するものでは決して有りませんし、遺族の心情を思えば激しい怒りも感じます。
JRの本来取るべきスタンスは、起こった事は起こった事として真摯に受け止め、全てを包み隠さずさらけ出し遺族に誠意ある対応をするのが当然であります。
にも拘らず事実を覆い隠そうとするJRの「隠蔽体質」は厳しく処断されるべきです。
その事を糾弾するマスコミの姿勢は賛同こそすれ非難するつもりは毛頭有りません。
マスコミが悪いのは、そのやり方です。手法です。正義を盾にそれを「食い物」にする姿勢です。「視聴率優先主義」の弊害か？
はたまた。他局に「出し抜かれる」恐怖感からか？個人のプライバシーに何の「配慮もない」行き過ぎた取材と、それを恥じる心など全く無い姿勢です。
見出しに合わせたストーリーだてと、それに見合う絵図らの設定。そう云った手法がヤラセを、強引な取材を、生みやすい背景になっていると思われます。
今回もJRに対する遺族の「怒りの絵」を撮ろうと、意図的？に遺族を「煽りまくる」様子がアリアリでエゲツなさはヒドイもんです。
ホリエモン騒動の時もそうでしたが、視聴率の為なら理念もヘッタクレも投げ捨てる体質は、残念ながら「かわら版」から何ら進化していないと見えます。
そんな彼等が正義ぶって、やれ公共性だ！やれジャーナリズムだ！と云う資格がどこに有ります？いつもながらマスコミのやり方には義憤を感じます。
あれじゃ。ついこの間まで、中国政府が先導して起したと云われる「反日デモ」と何ら変わりは有りません。今のマスコミに彼等を非難する資格は有りません。
実に困ったものです。
