griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

気持ちは分かる。。。。。

奈良県警田原本署は3日、知人の借金を肩代わりすることになった腹いせに、知人の親族の女性(50)を中傷するビラを勤務先に張り出したとして、名誉棄損の疑いで奈良県三宅町教育委員会社会教育課係長の男(52)=同県田原本町=を逮捕した。調べでは、男は2004年6月8日午後5時半から翌9日午前8時半までの間、女性が勤務する同県三宅町の保育施設の正門などに、女性の姓を特定し「金返せ」などと書いたビラ4枚を張り出した疑い。男は約8年前、知人男性に頼まれ数百万円の借金の保証人になったが、知人が消息を絶ったため借金を肩代わりした。調べに対し「(中傷行為は)ほかにも十数回やった」と供述している。女性が被害を相談、同署が調べていた。(ZAKZAK 2006/01/04)


「連帯保証人」制度を見直す時期に来てはいないか?銀行は公的資金を国から投入され、本来なら潰れているべきところを助かった。他の民間企業は経営不振で融資を必要とすれば、国から借りる訳にもゆかず、銀行や町金から借りて「手当て」しなければならない。しかしながら貸し手の銀行側は、借り手が、キッチリとした「担保」や「連帯保証人」を揃えて来ないとまず貸さない。この不平等な「やり方」を、そろそろ是正して行く必要があると考える。併せて「逃げ徳」を断固許さない姿勢を、法律の中にしっかりと反映させる必要がある。。。

一方。貸し手側も、借り手に対し、これまで以上に「ビジョン」の有無を、よくよく見定めた上で貸し出し、場合によっては「コゲ付き」も「甘んじて受ける」という覚悟を持つべきである。その上で一端、貸し出した先が、不遇にも成果が出ず低迷していても、安易に見捨てること無く、根気よく支援を継続し、本当に「やる気」のある企業家や既存の経営者を「育てる」という姿勢を是非とも持って頂きたい。それが本来の金融機関の役目である。。。

ニュースにあるこの方も、知人に裏切られて、借金を「肩代わり」させられ、その悔しさたるや?如何ばかりであったか?とお察しする。確かに、この厳しい時代に「数百万円」は貴重である。しかしながら、理由はどうあれ、良く考えず「連帯保証人」にサインしてしまった事が「災い」の始まりとして、酷な言い方だが「身から出たサビ」という事になる。その意味で、この方も「憤懣やるかたない」気持ちは、一先ず脇に置いとき、今回の事件の「償い」を早く済ませた上で、弁護士と資金の回収方法を算段されるのが常道だろう。。。。