griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

混戦が予想される東京都知事選。。

東京都知事選に立候補を表明した細川護煕元首相は、小泉元首相の支援で「脱原発」を選挙戦の争点にしたい考えだ。
小泉氏が自民党総裁として圧勝した2005年衆院選郵政選挙)の“再現”を狙った形だが、政策テーマをひとつに絞る「シングルイシュー」選挙の手法には「世論を誤導する」などの批判が出そうだ。
14日、都内で記者団に出馬の考えを明らかにした細川氏の脇には、小泉氏がぴったりと寄り添っていた。小泉氏は「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないんだというグループの争いだ」と述べた。細川氏も「原発の問題は、知事として非常にやりがいのある仕事だ」と語った。
都知事選で脱原発を争点にしようとしているのは、都が東京電力の第4位の大株主であるという理由からだ。都は1・34%(昨年9月時点)の議決権付き株式を保有し、株主提案権を握る。ただ、東電の株式の50・1%は原発再稼働を目指す政府の原子力損害賠償支援機構保有しており、都が脱原発を提案しても実現可能性は低い。脱原発の争点化には「有権者の心をくすぐるため」(自民党幹部)といった見方が出ている。
(2014年1月15日07時23分  読売新聞)

なるほどねぇ。う~む、・・・・(ーー;)

「真っ赤っか」を連想させる宇都宮氏では多くの有権者が過去の赤字都政へタイムスリップしてしまうと予想するでしょうし、といって、舛添氏の発信力の無さ、オーラの無さは?或る意味「致命的」かもしれず、そもそも「逃げ癖」の付いている政治家というのは?今一つ信用し兼ねてしまう私であります。。

難問が山積する時代にあって「突破力」の期待できない政治家の出現は、単に都政を混乱に陥れるばかりでなく、多くの国民にとっても最悪の事態となり兼ねません。。

といって、小泉さんがかつぐ細川氏では政策を云々する以前に歳を取り過ぎておられます。先代の石原さんのような或る意味、並はずれたオーラがある方なら兎も角も、すっかり「お爺ちゃん顔」が板に付いてる細川氏に、今さら政治家としての賞味期限が残っていようとは?申し訳なくもとても思えない私であります。。

しかも引退の引き金となった政治献金の不明朗さも未だ拭えてませんし、仮に当選されたとしても疑惑の政治家として前都知事以上に激しい集中砲火を受けるのは?ほぼ必至であります。。

何れまた8ヶ月という超短命で終わる可能性も十分考えられますし、そうなれば都政のみならず、この国の損失は図り知れません。。
 
ちなみに先の参議院選挙で「原発の是非」を訴えて戦った山本太郎を、よもやの当選へと導いた東京都民ではありましたが、その後に見せた山本議員の「ドタバタ劇」を見せられるにつけ、激しく裏切られたと感じている有権者も少なくないハズであります。。

そう考えると、あの時の風が今回もまた吹くかどうか?・・・・甚だ疑問に思う私でありまして、そうした事などを冷静に踏まえれば、今度こそ都民もまともな判断をしてくれるものと真に信じたいところであります。。

とまぁそんな訳でありますが、いずれにせよ、「投票したい候補がいない」、というのは本当に困ったもんでありまして、「もっと気が利いた候補が出て来ないものか」と?おそらく多くの都民が待ち望んでいるのではないでしょうか・・・・

それこそ、このまま選挙戦に突き進めば、ヤケを起こした一部の有権者が投票回避へと向かう可能性も拭えず、それにより手堅い組織票に支えられた一部の左翼候補者を利する可能性も無くはなく、実際、前回の参議院選ではそうした一部の左翼政党が自民、民主の狭間で「漁夫の利」を得た恰好となりました。。

その事態だけは避けたいものです。。

勿論、浮動票を頼みとしているのは彼らばかりではありません。起き上がりこぼしのように何度もチャレンジし続けているDr.中松氏などにとっては、この機をまたとないチャンスと捉えているかも知れず、アバンギャルドな事態を期待してるかもしれませんね。。

いずれにせよ、今度の都知事選は激しい混戦が予想されますので、都民の冷静な判断を心から願ってやまない私であります。。Θ_Θ