griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

改革の「なし崩し」に流されるな!

自民党武部勤・元幹事長は6日、2005年衆院選の比例選で優遇され、当選した「小泉チルドレン」に対し、次期衆院選で優遇措置の見直しが検討されていることについて、「前回の選挙の責任者として黙っていられない。重大な決意を持って、貫くべきところは貫く」と述べた。【2007年12月6日23時5分 読売新聞】

本来は「小泉チルドレン」という?あえてマスコミが付けた呼び名を使用するのは、私的には、あまり好きではないのだが、兎も角も、色々言われる事はあっても「平成の改革」に率先して賛同し集まった同志たちであることは間違いない。そんな彼らも、既に当選から一年以上が経ち、議員生活にも、ようやく慣れ始めて来たところだろう。だが衆議院参議院と違い、もとより任期も短く解散もある。その事は、彼らが立候補した時点から「覚悟」して来たことと私は信じたい。最後は、誰を頼ることなく、自らを信じ、有権者を信じ、悔いなき戦いをしてくれる事と願っている。使い捨てにされるか?されぬかは?全ては己の意志で決めて頂きたい。。。

しかしながら。返す返すも残念に思うことは、安倍政権によってなされた造反議員らの安易な復党のことである。その後、安倍さんに降りかかった数々の「憂き目」は、決して曲げてはいけない「筋目」を軽んじたことによるものである。むしろ彼に降りかかった全ての「ケチ」は、ここから始まったと考えて間違いはない。その意味で、安倍さんの惨めなる最後は、キツイ言い方をすれば「自業自得」と言われても仕方がない。そう考ると?その余波を食らった「小泉チルドレン」らは確かに犠牲者といえる。当然、安倍さんに反発したくなる気持ちは良く理解できるし、同時に安倍さんに造反議員の復党を促したとされる?古賀氏にも強い「憤り」を感じて無理はない。それらを見返す意味でも、次の選挙では大いに気張って頂きたいものだ。。。

それにしても先の参議院選の大惨敗で起きた「衆参ねじれ」状態により、次第に「改革の志」が萎えたり、薄れ行く者が多い中で、武部さんは元幹事長の中川さんらと共に、終始一貫「改革の志」を忘れない姿勢を保っている事は、まさに立派そのものである。だが一方では、小泉さんの建て直した自民党を、依然、快く思わない勢力がいることも事実であり、それらは再び元の古い姿に戻そうと?絶えず画策していることが残念でならない。その上、先の党内人事で、古賀氏が次期総選挙の責任者に就いたことが、それらに追い討ちをかけるような不幸な出来事となってしまった。そんな有り方に強い危機感を抱く者は、多分、武部さんならずとも、党内外に数多くおられると思われる。その意味で、私的には武部さんは、もっとその身を大切にして頂きたいと要望したい。。。