女優の松嶋菜々子(38)が主演する日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)は、21日に放送された最終回の平均視聴率が関東地区で40・0%、関西地区で36・4%だったことがビデオリサーチの調査で22日分かった。
同日は午後9時から「さよなら“家政婦のミタ”特別版」と題して、いままで描かれていなかったエピソードなどが紹介され、午後10時から通常より15分拡大の最終回が放送された。
ドラマで40%を超えたのは11年9か月ぶり。関西地区では36・4%、名古屋地区は34・6%。
ビデオリサーチによると、2000年以降のドラマ中、関東地区での視聴率として、TBS系で00年3月に放送された「ビューティフルライフ」の最終回(41・3%)に次ぐ高い数字だった。
瞬間最高視聴率は関東地区が42・8%、関西地区が39・0%、名古屋地区が36・7%だった。
[2011/12/22-11:40 スポーツ報知]
これは面白かった。久々にメチャクチャ面白かった。。
そしてメチャクチャに泣いた。。
切っ掛けは何処かの局のパクリ的なタイトルに興味を引かされて見てしまったのが始まりだが、見て見るうちに、・・・それが、どうしてどうして、・・・笑いあり、涙あり、示唆に富むなど、・・・
今までにはないストーリー仕立てが、もの凄く新鮮で・・・回を追うごとに、どんどん吸い込まれてしまった。。
松嶋奈々子演じる無表情のミタが、何とも言えぬ怪しげな魅力を出していて、それをまた脇で支え、盛り上げる子役たちも、それぞれがそれぞれの持ち味を上手く出し切っていて、最後まで突出した違和感を感じさせることなく、見事な名演技になっていた。。
その意味で、この「家政婦のミタ」というドラマは、その前提となる脚本の素晴らしさは言うまでもないことながら、それを演ずる配役の選定もバツグンだったということ。。
まさにトータルでまとまった作品だった。だからこそ、あの様な驚異的な視聴率を叩き出したのと思われ、・・・続編が大いに期待されるところ。。
このドラマには、今までのドラマ仕立てに有り勝ちな、上から押し付けて諭すという内容ではなく、訳ありの家政婦が「承知しました」と受け身に徹し、相手を突き放す中で、悩める相手にピンポイントのアドバイスを与え、解決に導いて行くという・・・従来にないモチーフ が新鮮に感じられたという訳。。
しかも内容的にも、示唆に富んだものが多く、悩める現代人にとって、大いに教訓的であった。。
日本テレビというのは、普段、陽の当らないニッチなターゲットに光を当て、ヒットを掘り起こす眼力や、才覚は見事の一語であり、凄い局だと思った。。。http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif