griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

「相棒10」終わる。。

水谷豊(58)主演のテレビ朝日系人気ドラマ「相棒10」(水曜後9・00)の最終回が21日に放送され、平均視聴率が20・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。
2時間9分のスペシャル版で放送された最終回で、今シリーズ初の20%超となり、有終の美を飾った。第10シリーズの全19話の平均は16・6%だった。
警視庁特命係係長・杉下右京(水谷)と右京の相棒・神戸尊(及川光博・41)が右京の天才的な推理などで難事件を解決していく人気刑事ドラマの第10シリーズ。
前シリーズのシーズン9は全18話の平均で視聴率20・4%を獲得しており、シリーズ最高を記録。今シリーズで第8シリーズから3年間右京の相棒を務めた及川演じる神戸尊が番組を卒業した。
スポニチアネックス 3月22日(木)10時9分配信

「相棒」は、私の大好きな番組として、毎回楽しみに見ていたところだが、残念ながら、昨日、最終回を迎えた。。

「相棒」シリーズは、ストーリー性もさることながら、キャスティングが抜群に良い。。

しかし私の中では、神戸のシリーズよりは、亀山のシリーズの方が、遥かに見ごたえあった。。

主役の右京は不動としても、前作までいた味のある「官房長」や、相性の良い「亀山」と、その妻「美和子」、小料理屋を営む右京の前妻「宮部」に至るまで、それぞれが絶妙に良い味を出していた。。

それらの良さが、一つ一つ櫛の歯が欠ける如く消えて行くと、持ち味であるドラマの味がまるで無くなってしまった。。

だもんで、前作に比べれば「相棒10」の方が、味の薄い冷めたスープを呑んでいる感じに変わったのも事実である。それでも他番組よりは遥かにマシなのだが・・・

そこでまた、伊丹や、角田や、米沢までもが消えることになったら、私自身は多分もう見ないと思う。同じ想いの「相棒」ファンも多いのではなかろうか・・・

ちなみに、このところ・・・薄型テレビの値下がりが激しく、不採算からメーカーが頭を抱えているとされるが・・・

テレビが売れない原因の筆頭として考えられるのが、・・・
テレビ離れ」・・・

その原因はズバリ
「番組が面白くないから」・・・

面白くもない番組を観る為に・・・金を掛けて、新しいテレビを買うのがもったいない・・・と考えるから・・・

それが大方の認識だと思う。。

番組欄を見ていて、毎度毎度、面白くもないお笑い番組と、すっかり飽きが来たクイズ番組の羅列・・・

期待の2時間ドラマにしても
新鮮さの欠片もないキャストと、マンネリ化した内容ばかり・・・

何処かの局で、医療ドラマがウケたと知るや否や、たちどころに各局から医療ドラマの新作が並ぶ。。

その模様は・・・まるで雨後のタケノコ・・・

それでも、登場するキャストに新鮮さがあれば、まだしもながら、どのドラマも同じ顔ぶれで、新鮮味が丸でなし・・・

新聞の番組欄から配役欄を見ただけで、チャンネルを合わせる気がなくなる。。

これでは明らかに潰し合いだ。。

高視聴率を誇った「家政婦はミタ」は企画に新鮮さがあった。力があった。。

しかも笑いあり涙ありで、震災後に打ち沈む日本人の心を鷲づかみにしたと言える。。

私が思うに役者はドンドン変えるべき・・・毎度毎度同じ顔ぶれではウンザリして来る。ガックリして見る気もしなくなる。チラ見で終わりだ。。

CMにしてもそう・・・昔はCMを見るのも楽しみの一つだったが、今は或る特定の者がウケたとなるや否や、・・・どのCMを見ても、みんな同じ顔ぶれとなり・・・これではゲンナリもいいところ。。

制作サイドの意図としては相乗効果を狙うため?・・・などと弁解するかもしれないが、それは・・・「机上の空論」・・・真逆である。見ただけで食傷気味となる。。

ちなみに・・・映画館で良い作品を観ると、映写が終わっても尚、心地よい余韻により、直ぐに席を立つのを躊躇することがある。。

昨日の「相棒10」の最終回を見た時もそうで、・・・不覚にもドラマに魅入ってしまった私は感動のあまりか、チャンネルを移動するのを忘れ、何時もなら絶対に見ることのない「ニュースステーション」まで見てしまった。。

お陰で久方ぶりに好きでもない古館の顔をジックリと拝んでしまったという次第。。(+_+。)

そんな訳であるが・・・どうか次回作も新鮮さと味のあるキャストを念頭に人選をされ、ストーリーにも一層の磨きをかけられるなどし、重厚で社会性の強い、本物志向の刑事ドラマを心掛けて作成願いたい。。。